佐伯本部長のことでこんなに書くことになるなんて(笑)。でも、まだまだあります!忘れられないあの名シーン、名セリフの続きです。
・18シリーズ第18話
あらすじ: 取調室の怪人 | 東映[テレビ]
近藤正臣さん演じる天才活動家、朽木が登場する回と言えば、皆さんもすぐにおわかりのことと思います。この回で注目のシーンは、
上に立つ者として、重要な決断を下す佐伯本部長
です。
正直、このシーンを初めて見た時は、「佐伯本部長、どうした?」と失礼ながら思ってしまいました。朽木から協力しようと言われたマリコさんは、佐伯本部長や藤倉刑事部長に相談に行きます。
藤倉部長からは、犯罪者と捜査協力などとんでもないと言われますが、佐伯本部長は、
「やれやれ。このような時に大きな決断を下すのが上に立つ者の役目というわけだ」
などと言って、朽木との捜査協力を許可します。捜査が行き詰まっていて、捜査を進展させるためにはやむをえないと判断したのですね。
でも、真面目な声だったし、雰囲気もきりっとしていて、やっぱり、「いきなりどうした?」と思ってしまいました。すみません。
このほかにも印象的なシーンやセリフはいろいろありました!
・13シリーズ第7話
ラニシンを送りつけられて、慌てて部屋を飛び出し、土門さんと木島さんに助けを求める佐伯本部長。
・16シリーズ第8話
京都府警に爆発物が仕掛けられているのがわかり、職員も避難することに。
避難の際に、書類や本を風呂敷に包んで逃げようとしていた佐伯本部長ですが、その中には「毛髪学」というタイトルの本も・・・。これは・・・スタッフさんの芸が細かいということでしょうか・・・。
・16シリーズ第12話
兵藤刑事が登場する花街が舞台の話。佐伯本部長の印象も強い回でした。なんと言っても、
「おおー、美しいハゲだねえ」
「(舞妓さんの名前を間違えて)マリコ」
のセリフは忘れられませんね!
・18シリーズ正月SP
爆発物が作動して、マリコさんをかばった土門さんの背中に多数の破片が刺さってしまったお話です(こんな説明でいいのか)。
捜査会議には毎回出席していた佐伯本部長ですが、捜査が進展していない時には、
「どうするんだ、藤倉君!」
「マスコミに叩かれるぞ!どうするんだ藤倉君!」
と言ったものの、藤倉部長は入院している土門さんのところに異動取り消しを伝えにいっていて不在。
「いないか」
としかめっつらをする佐伯本部長が印象的でした。何か考えているようで、実は何も考えていなさそうなその表情が素敵でした(笑)!
なぜこの2つの話をまとめたのかというと、佐伯本部長の発案で、専門家を招いたり、新しい部署を作ったりしたという内容だからです。