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科捜研の女 感想 15シリーズ正月SP その1

15シリーズ正月SP  「国際空港大パニック~消えた殺人逃亡犯!! (中略) 水で爆発する山荘の謎・・・絶体絶命のマリコをハチの大群が救う?」 

あらすじ、撮影裏話  

・正月SPのあらすじはこちら。

正月スペシャル! | 東映[テレビ]

・正月SPの撮影裏話はこちら。

スペシャリストたち | 東映[テレビ]

 

感想 

この回の注目ポイントは、

  • なんと言っても落合刑事
  • 犯罪者の役なのに素敵だった小沢真珠さん
  • なんか怖い通信傍受
  • 大迫力の空港シーン
  • 捜査一課と組対三課の対立
  • 爆発に巻き込まれたマリコさん。全然大丈夫じゃない
  • 銃を安易に改造する若者に対する相馬さんの怒り
  • 蜂さん大活躍。シュールだ・・・
  • 被疑者との対決シーン
  • 「落合を止めてくれ」 です!

過去シリーズの リピート作品の続きです。

 

susie0325.hatenablog.com

 

今回は15シリーズの正月SP。本当に面白くて、何回も見ている作品です。

通信傍受だ、禁止薬物だ、空港だ、怪しい被疑者達だ、麻薬探知犬だ、蜂だ、爆発だ、改造銃だ、3D認証だと注目すべき要素がてんこもり。

あっというまに時間が過ぎます。

 

・なんと言っても落合刑事

15シリーズは、なんと言っても落合刑事の存在感が大きいですね。

毎回登場していたわけではなく、このシリーズの通常回15回と正月SP、新春SPのなかで3分の1程度しか出ていなかったのですが。

 

通信傍受や家宅捜索、蒲原刑事への情報の流し方など、この回でも一筋縄ではいかないところが見えました。

自分の捜査のために科捜研をさんざん利用しておきながら、情報を全部提供するわけではなかったですしね。

落合刑事についてはもっと詳しく書くこともあると思うので、今回はこのへんで。

 

・犯罪者の役なのに素敵だった小沢真珠さん

海外から原料を仕入れるのに、いかにも怪しげな川田勝を使い、その原料を違法薬物に作り変えていた女。

作った薬物をサンプルだと言って、いろんな人に気軽に渡していたことから、事件が深刻化するのですが。

 

そんな女を演じていた小沢真珠さん、スタイルが本当に良くて見とれてしまいました!

体にぴったり沿うライダースーツを着て、かっこよかった!

 

役自体は、違法薬物を渡した学生に銃で撃たれそうになったシーンで、

「やめて」

と怯えるだけだったのが、女がこれまでやってきたことを考えると、しっくりこなかったですが。

 

・なんか怖い通信傍受

冒頭で、落合刑事をはじめとする組対三課のメンバーが、科捜研の相馬さんの協力を得て、通信傍受をするというシーンがありました。

薬物を違法に輸入すると見られていた川田勝の動きを探るためです。

 

法律で要件が決められているとはいえ、落合刑事には、捜査のためには手段を選ばずというところがあります。

今実際に通信傍受は行われているのか、詳しいことは知りません。

でも、もし行われていて、担当者が法律の規定に違反するようなことをしていたら・・・。

想像すると、ちょっと怖くなりました。

 

・大迫力の空港シーン

撮影裏話が掲載されている東映のHPを見ると、この空港シーンは、関西国際空港で撮影されたとのことです。

照明に照らされた夜の空港は美しかったですが、夜の撮影ということで、空港側が特別に電気を灯してくれたのですね。

空港の広い空間を生かした躍動感のあるシーンの連続で、見ていてワクワクしました。

捜査一課と組対三課の捜査がかち合ってしまい、現場は大混乱になるんですけど。

 

撮影とはいっても、空港のセキュリティの検査はきちんと受ける必要があるなど、撮影の裏話も興味深かったです。

 

・捜査一課と組対三課の対立

先ほども書いたように、捜査一課と組対三課は情報を共有していないため、あちこちで対立が起きます。

それは、落合刑事をよく思っていない土門さんと落合刑事の対立でもあります。

 

空港の現場が大混乱に陥り、被疑者の女を取り逃がしたことで、藤倉刑事部長から叱責を受ける土門さんとマリコさん。

今回は通信傍受をしたという事情もあり、全ての情報を共有するわけにはいきませんでした。

 

混乱の責任は土門さんとマリコさんにあると言った藤倉部長に対して、どうすればよかったのかと反発する土門さん。

藤倉部長は、各部の調整をするのは、全ての情報を把握している自分だからと、報告をするように求めます。

マリコさんが、時間がなく、差し迫ったあの状況では報告している余裕はなかったと反論します。

藤倉部長は、時間がないから報告をしないというのは理由にならないと答えます。

 

そこで、満を持して(笑)登場した佐伯本部長が、上司と部下の信頼の要、報連相の大切さを説くことに。

正しいことをまじめに言っているのに、なぜ笑いを誘われるんだろう(笑)。

 

14シリーズの第9話で、関係改善の兆しが見えた藤倉部長と土門さん、マリコさんですが、やっぱり怒られる時は怒られる。

 

マリコさんは、科捜研が被疑者の女を絶対に見つけると宣言します。

その後、ある問題があって、Nシステムと3D認証を使った追跡は大苦戦することになるのですが。

 

被疑者の女の足取りがなかなかつかめない時に、屋上で土門さんが、

「悪いな。俺たちの尻拭いをさせて。俺も動けるといいんだが」

と言っていたのが珍しいと思いました。

組対三課の捜査で追跡をしているため、捜査一課の土門さんは動けなかったんですよね。

 

長くなってしまったので、ここで一旦区切ります。