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宇佐見さんファンにお勧めの作品5 13シリーズ第5話

12シーズンから18シーズンまでのお勧め作品

これまで、宇佐見さんが登場して間もない頃の作品をご紹介してきました。

これからは、12シーズンから18シーズンまでの作品をご紹介します。

 

以前から宇佐見さんのファンだった方にとっては、

「あの作品が入っていないじゃないの」

と思われることもあると思いますが、今の段階で私が思いついた作品ということで。

後日ご紹介したい作品を思い出したら、また書き足していこうと思います。

 

また、ご紹介するのは、宇佐見さんがクローズアップされている作品です。そういう回ではなくても、宇佐見さんに関する見どころはたくさんあると思います。 

 

18シーズンまででお勧めの作品は、

・13シーズン第5話 「矛盾する鑑定!法医学VS化学!!空白の15分 死亡時刻に潜む殺意」

・15シーズン第5話 「致死率100%の密室」

です!

 では、最初の作品から。 

13シーズン第5話 「矛盾する鑑定!法医学VS化学!!空白の15分 死亡時刻に潜む殺意」 

あらすじ、撮影裏話

・第5話のあらすじはこちら。

科捜研の女13 第5話|東映[テレビ]

・第5話の撮影裏話はこちら。

科捜研の女13 第6話|東映[テレビ]

 

感想

この話は、昨年2月に横浜で開催された科捜研の女トークショーでも上映された作品です。

「上映された作品です」とは言いましたが、私は見事に抽選に落ちて行けませんでした💧。

 

そのトークショーには脚本家の戸田山さんと櫻井さんも出席されており、ご自分の作品のなかでお勧めのものを一つ選ばれたんですよね。

この作品は櫻井さんが脚本を担当しました。

 

この作品は、なんといっても宇佐見さんとマリコさんの意見対立が見どころです。科捜研の中での意見対立が描かれたのはこの話ぐらいではないかと思います。

 

5シーズンの第8話も、日野さんの知り合いだった消防士の犯罪をマリコさんだけが疑い、科捜研の中で孤立するという話です。

でも、あの時は鑑定結果を巡って意見の相違があったというわけではありませんでした。

マリコさん以外の科捜研のメンバーはその消防士に好意的で、犯行を全く疑わず、一人だけ疑ったマリコさんが孤立するというストーリーでした。

 

この作品では、被害者の死因を病死と判断した風丘先生、マリコさん、日野所長と、死因に事件性があると考えた宇佐見さんの意見対立が描かれます。

 

被害者の娘さんは、父親の介護をしながら看護師の仕事を続けており、宇佐見さんは、その姿に自分を重ねます。

宇佐見さんも、母親の介護をしながら科捜研の激務をこなしていますから。

 

他の皆が病死だと言うなかで、宇佐見さんは珍しく鑑定を続けるように主張します。

そのいつもと違う様子を見て、マリコさんは宇佐見さんに、被害者遺族に同情して、そのように主張しているのではないかと言います。

宇佐見さんは、確かに遺族には同情しているが、鑑定は客観的に行ったと答えます。

それに対して、マリコさんは、

「私にはそうは見えません」

と言います。

 

亜美ちゃんは二人の対立を見て動揺していましたね。日野所長は、

「科捜研は仲良しクラブではない。科学の議論を戦わせるのは大いに結構」

と言っていました。

 

そのしばらく後、事件について考えたマリコさんは、鑑定を続けることを提案します。 「これまで宇佐見さんの鑑定をずっと信頼してきたのに、自分の意見と違うからといって、信頼しなくなるのは違うと思う」

と言って。

宇佐見さんは、自分も遺族に同情していたところがあるから、今度こそ、客観的に科学的に鑑定をしたいと答えます。

二人で鑑定をやり直した結果、新たな可能性が浮かび上がることになります。

被害者の娘さんにとっては、つらい結果になってしまうのですが。

 

二人で鑑定をやり直している姿を見て、亜美ちゃんも安心しますし、日野所長も

「すごいでしょ、うちのチームワークは」

と言っていたのが印象的でした。

マリコさんと土門さんにも強い信頼関係がありますが、宇佐見さんとマリコさんにも確かな信頼関係がありますね。

 

この回は、相馬さんの行動も面白かったです!

その巻き添えをくらった木島刑事が、藤倉鑑識課長(当時)に変なプラカードをつけさせられるシーンも見どころです。

話自体も面白いので、ぜひ見ていただきたい作品です。