15シリーズ第12話 殺しのナンバー
今回も過去シリーズのリピート作品の感想です。
あらすじ、撮影裏話
・第12話のあらすじはこちら。
・第12話の撮影裏話はこちら。
感想
この回の注目ポイントは、
・風丘先生の話をスルーするマリコさん
・土門さんとマリコさんの捜査
・ マリコさんと落合刑事の女子会
・犯人が言うところの「正義」
・「死神にずいぶん気に入られたようだな」
です!
この話を何回も見ている理由は、なんといっても「マリコさんと落合刑事の女子会」です。
その後、落合刑事がマリコさんに、犯人についてアドバイスをするシーンもとても好きです。
・風丘先生の話をスルーするマリコさん
ご遺体の口の中に、アルファベットの文字と数字が印刷されたカードが入っていました。
司法解剖の時にカードの話をしていると、風丘先生が同じようなカードを前にも見たことがあると言います。
ただ、先生はどの司法解剖を担当した時に見たのかを思い出せず、一生懸命考えていますが、すでに他の鑑定のことに頭がいっているマリコさんは気づきません。
「はい、思い出しておきます」
と一人つぶやいていました。まあ、マリコさんのそっけなさはいつものことですね(笑)。
その後、風丘先生はちゃんと思い出して、鑑定書がまだできていないのに、わざわざ科捜研に伝えにきてくれました。
「食べたくなっちゃった」
とアルファベットの文字をかたどったクッキーを持って。風丘先生、つくづくいい人だなー。
・土門さんとマリコさんの捜査
わざわざこう書いたのは、この話は土門さんとマリコさんが一緒にいるシーンがとても多いということを言いたかったのです!
やっぱりいいですよねー。二人でしっかりタッグを組んで捜査している姿って!!
最近は皆さんもよくご存知の理由で、土門さんの登場場面が少なかったりして寂しいです。
やっぱり二人が一緒にいるシーンが多いと、それだけでテンションが上がります!
いつも思うことなんですけど、15シリーズのマリコさん、ボブスタイルなんですが、毛先の方から少しカールさせていて、お似合いですよね。
まあ、沢口さんはおきれいだから、どんなヘアスタイルでも似合っちゃうんですけど(笑)。
・ マリコさんと落合刑事の女子会
落合刑事は、薬物の捜査でマークしている男が、捜査一課が捜査している事件の関係者であることを知ります。
それで、「女子会」をしようとマリコさんを誘うのです。
なぜ自分が呼ばれたのかをいぶかしみながらも、落合刑事との女子会に行ったマリコさん。
そこで、事件関係者の男のことを聞き、情報をくれるよう落合刑事に頼みます。
落合刑事は組対三課のマル秘情報だからと情報提供を渋りますが、 「貸しにしてあげる」 ということで、最終的には情報を教えてくれます。
落合刑事は自分の捜査のために、利用できるもの(当然科捜研も含まれる)は利用しようとするし、自分に有利になる時でないと情報提供もしない。
今回も、捜査一課の土門さんに情報を教えても何の得にもならないけど、科捜研のマリコさんに教えたら、いいことがありそうだからと言っていました。
でも、マリコさんのことは気に入ってたと思うんですよねー。
「また誘うわね、女子会。二人だけでも、案外楽しかったから」
と言ってましたしね。
・犯人が言うところの「正義」
検事を目指していた犯人が、夜行バスでの事件に巻き込まれて、最後には法を犯す行為に手を貸すことになりました。
法を犯した自分には検事になる資格がないと思い、なぜ自分がこんな目に合うのかを考えた犯人。
夜行バスに乗り合わせた乗客や運転手のせいだという結論に至ります。 それで次々乗客を殺害していったわけですが・・・。
「それが自分にできる唯一の正義だった」
という犯人の言葉を一蹴した土門さん。
「何が正義だ。笑わせるな。お前は自分の人生がうまくいかない恨みを晴らしたかっただけだ」
まさにその通りです。
・「死神にずいぶん気に入られたようだな」
最後に、落合刑事に情報提供やアドバイスのお礼を言うマリコさん。
「また女子会に誘うわね」
と言われていたマリコさんに、土門さんが
「死神にずいぶん気に入られたようだな」
と声をかけます。 マリコさんは、
「私は落合刑事が死神だとは思わないわ。
だって、死神が事件のヒントをくれるかしら。
落合刑事には落合刑事なりの正義がある。
それは案外、私達と同じ方向を向いているかもしれない」
と答えます。土門さんはそれを聞いて、
「お前には死神の恐ろしさも通じないんだな」
と言いますが、マリコさんは、
「ううん、私はただ信じたいだけ」
と答えます。マリコさんはいつも、人を信じようとするところがありますね。
落合刑事とマリコさんのやりとりがとても面白い回でした。土門さんもかっこいいし❤
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