15シリーズ第14話 絶対に捕まらない男
今日もリピート作品の感想を記します。
最近、15シリーズの作品を見直していて思うのが、やっぱりこのシリーズが好きだということ。
落合刑事が好きというのもありますが、落合刑事が登場しない回も好きな話が多いです。
あらすじ、撮影裏話
・第14話のあらすじはこちら。
・第14話の撮影裏話はこちら。
感想
この回の注目ポイントは、
・番組史上屈指の憎らしい犯人
・佐伯本部長の名セリフ
・そこまでする?落合刑事
・送検を止めて!!
です!
・番組史上屈指の憎らしい犯人
岡田義徳さんが演じた工藤という犯人ですが、個人的には、番組史上屈指の憎らしさだと思います。
落合刑事を殺害したというだけでもそうですが、暴力団と組んで、徹底的に証拠隠滅する。
そして、時間を見計らって、アリバイ作りなど準備が完了した時に証言を覆す。
うわー、今書いていてもホントに憎たらしいです!!見ていて、イライライライラします。
岡田義徳さんは、11シーズンの第14話で和菓子職人の役で出演されています。
あの時も犯人でしたが、この工藤という役とは全く感じが違います。
また、別のドラマでは善人の役で出演されていたのを見たことがあるので、当たり前かもしれませんが、役者さんってすごいと思いました。
・佐伯本部長の名セリフ
詳しくはこちらの記事に書きました。
さあ、みんなで言ってみましょう!
「大逆転」「汚名返上」「捲土重来」「名誉挽回」「リベンジ!」
・そこまでする?落合刑事
所轄の刑事が自殺で処理しようとしていた事件ですが、臨場したマリコさんがご遺体を解剖に回すように指示します。
科捜研の鑑定で事件性があることがわかり、容疑者として工藤が逮捕されます。
しかし、暴力団と組んで証拠を隠滅し、アリバイ工作をして証言を覆したため、工藤は不起訴になります。
そのニュースを見て、被害者の母親と婚約者の女性が、マリコさんを訪ねて府警本部にやってきます。母親が、
「警察は仇をとってくれないんですか?」
と訴えているのを見かけた落合刑事は、
「警察は仇をとるための組織ではない。かと言って、犯罪者を野放しにする組織でもない」
と声をかけます。
工藤が釈放された後すぐに、若い女性の変死体が発見されます。
工藤が関与を疑われた男性の事件と状況がとてもよく似ていたので、捜査一課や科捜研も臨場して捜査をします。
殺人事件が担当ではない落合刑事が、なぜか現場にいたのが不思議です。
この女性の死に関する科捜研の鑑定の結果は「自殺」でした。
自殺という結果が出て、帰宅しようとしていた科捜研のメンバーのもとに、落合刑事がやってきて、所轄の鑑識から借りてきた証拠品を持ち込みます。
マリコさんが女性が自殺であると判断した理由を落合刑事に説明します。
落合刑事は、それはあくまでも推論であって、具体的な証拠がないと言い返します。
落合刑事の挑発とも言える反論を聞いたマリコさんは、
「どの刑事さんも納得する自殺の証拠を出す」
と答えて、鑑定をやり直すことになりました。
帰ることができると喜んでいた科捜研のメンバーの落胆ぶりが面白かったです。
このちょっと前のシーンでは、相馬さんが、マリコさんと亜美ちゃんを飲みに誘って、
「マリコさんと涌田は、酔っぱらいトゥナイトでしょ?」
と言っていたのがおかしかったです。酔っぱらいトゥナイト、いいですね!
再鑑定の結果、女性が殺害された可能性があることが明らかになります。
その結果を受けて、工藤は再び逮捕され、送検されることになりました。
しかし、送検に備えて、科捜研で再度証拠の確認をしていた時に、事件性があるという根拠になった証拠が、誰が採取したものかわからないことが判明。
さらに、証拠に付着していたオーデコロンが、女性が亡くなった日にはまだ発売されていなかったなど、不可思議なことが次々にわかります。
落合刑事が証拠を捏造しており、工藤が犯人として逮捕されるよう仕向けたことが、15話で明らかになります。
・送検を止めて!!
証拠が捏造されている可能性があるとわかり、マリコさんは携帯を持って科捜研を飛び出します。 電話をしたのはもちろん土門さん。
証拠が捏造された可能性があることを伝え、工藤の送検を止めてくれるよう必死に頼みます。
最初にマリコさんが言っていた
「土門さん、今どこ?」
というセリフ、好きなんですよね。 最近はあまり言わなくなりましたが、土門さんを頼っている感じがすごく伝わってきます。
それに答えて、土門さんが
「工藤を送致したんで、帳場の解散祝いだ。お前も来るか?」
と言っていたのもいいですよねー。
前編の感想は以上です。
後編は緊迫感が増して、見応えのある話ですよね。感想もがんばらないと!
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