16シリーズ第3話 夫婦愛修復ミステリー
リピート作品の感想の続きです!
あらすじ、撮影裏話
第3話のあらすじ、撮影裏話、出演者の情報をお伝えします!
主なゲスト出演者(敬称略)
・第3話のあらすじ
話の冒頭で、なぜか夫婦愛修復セミナーに参加しているマリコさん。
そこに、セミナーを主催する城ヶ崎渚(あめくみちこ)の事務所のカウンセラー、下川真帆(魏涼子)が殺害されたとの一報が届く。
夫婦円満を説いてきたカリスマカウンセラーの渚だったが、夫(橋爪淳)が被害者と不倫していた疑いも浮上。 表の顔とは違う複雑な事情がありそうだ。
東映のHPに掲載されたあらすじはこちら。
・第3話の撮影裏話はこちら。
感想
第3話の感想です。
一口感想
とにかく楽しいお話でした!夫婦愛修復を謳う渚さんも、離婚カウンセラーの人も、なんか振り切れていて(笑)。
マリコさんがなぜ、「夫婦愛修復セミナー」に参加したのかとざわつく科捜研のメンバーと土門さん、蒲原刑事、風丘先生。
それに対して、全然動じていないマリコさんの対比がおかしかったです。
土門さんのうろたえた様子と科捜研メンバー、蒲原刑事、風丘先生の会話が楽しくて何回も見ています!
皆さんはこの話、どう思われましたか?
この回の注目ポイントは、
・現場検証で、「夫婦愛修復セミナーに参加していた」とあっさり言うマリコさんと
周りの反応
・マリコさんの再婚をめぐって、戸惑ったり、盛り上がったりする周りの人達
・犯人の特定の仕方がすごい!でも、本当にできるのかな?
・離婚をめぐっての悲喜こもごも
・屋上で判明した真実
です!
マリコさんが夫婦愛修復セミナーに参加しているのって・・・インパクトありましたよね!
浮気の証拠について講師の渚さんに聞かれて、いつものように科学的に分析する方法を答えてしまったマリコさん。マリコさんらしいですね。
場違いな答えをして笑われて、照れていた様子もかわいかったです。
・現場検証で、「夫婦愛修復セミナーに参加していた」とあっさり言うマリコさんと周りの反応
セミナーに参加している時に連絡が入り、現場に向かったマリコさん。
被害者が、夫婦愛修復セミナーを開いている城ヶ崎渚の事務所のカウンセラーだと知り、
「私、城ヶ崎渚の夫婦愛修復セミナーに参加してたのよ」
とあっさり言ってしまいます。
その言葉を聞いた亜美ちゃんと蒲原刑事は顔を見合わせ、土門さんは何か考え込むように顔をしかめていました。その反応が面白かったです。
・マリコさんの再婚をめぐって、戸惑ったり、盛り上がったりする周りの人達
科捜研に戻ってからも、被害者が握っていた紙の切れ端が離婚届だったことがわかり、 「だから見覚えがあったのね」
と無自覚に言ってしまうマリコさん。
亜美ちゃんも知らなかったのですが、マリコさんは実はバツイチなのです。
日野所長は、亜美ちゃんからマリコさんが夫婦愛修復セミナーに参加していたと知らされて慌てていましたね。
相馬さんは、マリコさんが元ダンを奥さんから略奪しようとしているのではないかと勘ぐります。
宇佐見さんはいつも通り冷静なんだけど、元ダンが再婚したことを知っているし、なんだか情報通(笑)。 科捜研のメンバーの反応が面白い!
その後も風丘先生が科捜研にやってきた時に、科捜研のメンバーと蒲原刑事は、マリコさんの再婚話で盛り上がります。
「そうは言ってもさみしくなったのかも。マリコさんも」
と風丘先生は言います。
日野所長は赤いドレスを着たマリコさんが、相手の男性に指輪をはめてもらっているシーンを想像する始末。
そんな時相馬さんが、
「マリコさんが元さやに収まるということは・・・」
と言い出し、風丘先生が
「そうか、土門さんはそれでよいのか・・・」
と続けると、同意するように首を横に何度も降る亜美ちゃん。 蒲原刑事だけが、
「え?何のことですか?」
と聞いていました(笑)。 蒲原刑事って、粋も音楽もわからないし(笑)、ちょっと鈍いところがありますよね。
・犯人の特定の仕方がすごい!でも、本当にできるのかな?
冷え切った夫婦関係をなんとかしたいとカウンセリングを受けますが、なんと、カウンセリングを担当した被害者と夫が浮気をしていることが発覚します。
夫から離婚を切り出されて、離婚を回避するために被害者を殺害したのです。
犯人の特定の仕方がすごかったです!
被害者の部屋のエアコンのフィルターに、犯人がつけていた香水の成分が付着していたことから犯人が特定されたのです。
エアコンのフィルターは業者が交換したばかりで、その他の成分が付着している可能性が低かったこと。
さらに、犯人が渚さんに自分がつけているのと同じ香水をプレゼントしていたなど、ラッキーな要素がありました。
でも、本当にそれで犯人が特定できるのかな?特定できたらすごいけど、ちょっと首をかしげてしまいました。
・離婚をめぐっての悲喜こもごも
「ちょっと待った!離婚は地獄の裏口よ」
がキャッチフレーズの渚さん。 離婚式を開催して、離婚する二人の新しい出発を祝おうとする男性カウンセラー。
結婚や離婚については、人々がいろいろ悩むものだということかもしれません。
マリコさんが、
「私の場合は、朝晩鑑定に明け暮れていたら、いつの間にか離婚していました」
と言っていたのは、本当にマリコさんらしいんですけど。
母親が亡くなる時の言葉もあり、女性が幸せになるためには、絶対に離婚はしてはならないという考えを持つようになった渚さん。
そうは言っても、結婚生活を続けているとお互いに我慢することもあり、「我慢の倉庫」を作っていました。
また、夫が自分の事務所のカウンセラーだった被害者と浮気をしていると疑った時には、縁切りのために鉄輪の井戸の水を被害者に飲ませようとしたり・・・。
カウンセラーであっても、自分の結婚生活はなかなか難しいもののようです。
実際は夫は浮気していたわけではなく、自分の「我慢の倉庫」に入れていた離婚届を被害者に発見されて、脅されていただけでした。
夫婦円満の方法を指導するカウンセラーの渚さんが、夫から離婚を切り出されていたとわかったら、事務所の経営にも影響が出ると言われていたのです。
夫が離婚届に自分の名前を記していたのは、「城ヶ崎渚の夫」と呼ばれることに疲れたためでした。
しかし、その後、夫にかまわず、自分のやりたいことに夢中で取り組む渚さんを好きになったことを思い出し、離婚を思いとどまっていました。
・屋上で判明した真実
最後に屋上で、マリコさんは土門さんに
「夫婦っていいものね」
と言って、城ヶ崎夫妻のやりとりを見て感じたことを伝えます。
土門さんがためらいながら、
「榊、再婚するのか?」
と尋ねて、
「お前がよく考えて決めたことなら、俺は・・・」
と言いかけたところに、マリコさんのスマホに着信が。 マリコさんのお母さんからの電話でした。
そして、マリコさんが話していることから、マリコさんが夫婦愛修復セミナーに参加していた理由が明らかになります。
また(笑)喧嘩してしまって、今回は喧嘩が長引いている両親の仲を心配したマリコさん。
両親の関係を修復できないかと考えて、セミナーに参加したのです。
それがわかった土門さんは、言い捨てるかのように
「そういうことか!」
と言って去っていきます(笑)。どのように話をしたらよいか、いろいろ考えていたみたいですね。おかしかった!!
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