17シリーズSP 「決死の大追跡!(中略)土門を襲う暴走列車・・・マリコ、涙の検死!衝撃ラスト」
リピート作品の感想の続きです!
あらすじ、撮影裏話
SPのあらすじ、撮影裏話、出演者の情報をお伝えします!
主なゲスト出演者(敬称略)
・SPのあらすじ
取引先の女社長(遊井亮子)を殴った罪で送検された那須田(黄川田将也)が、父親の葬儀の途中で逃亡。
土門刑事をはじめとする捜査一課が、那須田の行方を追う。
追跡の最中に、那須田が以前、東京で土門刑事の妹の美貴(加藤貴子)のカウンセリングを受けていたことが明らかに。
美貴によると、那須田は、会社の創業者であった那須田の父親に対して、尊敬はしているものの、コンプレックスや複雑な思いを抱いていたという。
科捜研のドローンを使った捜索で、那須田が駅にいることがわかり、土門刑事と蒲原刑事が急行。
あくまでも逃げようとする那須田と土門刑事が線路上でもみ合いになっていた時、電車がやってくる。
土門刑事は那須田をかばい、電車に引かれてしまう・・・。
東映のHPに掲載されたあらすじはこちら。
SPの撮影裏話はこちら。
感想
SPの感想です。
一口感想
この話はなんと言っても、「土門さん、危ない!」です。ドローンから送られてくる画像を科捜研で見ていたマリコさんの表情が、とても痛々しかったです。
美貴ちゃんの再登場や、ドローンを使った捜査、藤倉刑事部長との協力、お茶目な佐伯本部長などなど、見どころいっぱいでした!
皆さんはどう思われましたか?
この回の注目ポイント
この話はSPだし、面白いので、注目ポイントがいっぱいあります!
書きたいことがあまりにもたくさんあるので、書く前からちょっと気がくじけている私ですが、めげずに書いていきます。
・美貴ちゃん再登場
美貴ちゃんが7年ぶりに再登場!うれしかったですね。その7年間、兄の土門さんとは会っていなかったという・・・。
日野所長ではないけど、 「因果な兄妹だね」 です。
美貴ちゃんは19シリーズの第23話にも登場してくれましたが、あの時は本当にワンシーンって感じだったので。 ぜひまた出てください!
・京都駅でのおっかけっこ
科捜研のメンバーが防犯カメラの映像を確認して、逃亡した那須田が京都駅にいることを突き止めます。
京都駅に到着した土門さんをはじめとする捜査一課の刑事さんたちが、那須田を確保するべく、全力で駅の中を走り回ります。
那須田を演じた黄川田さんもこの話を通じて走り回っていたし、内藤さんや石井さん、他の刑事役の方々も、撮影は大変だったでしょうね。
風船に足をとられて、刑事の方々が階段を転げ落ちる様子は、なんか滑稽な感じでしたが。
・猛毒の種
取引先の女社長を1発殴っただけの罪で送検された那須田が、これほどまでに逃げ回っている理由は、自分の父親が開発した機械油の原料の種にありました。
この種は猛毒で、トリカブトなどより毒性が強いらしいのです。
マリコさんが、鑑定のために、那須田工業からこの猛毒の種をもらってきたと聞いて、日野所長はすごく驚いていましたよね。
那須田に殴られて意識不明になっていた女社長の衣服に付着していた種が、どこで栽培されたものかを特定するため、マリコさんは栽培農家から種を取り寄せます。
藤倉部長が自ら、猛毒だからということで、科捜研に種を持って来ていました。
また、那須田が殺害された後、那須田工業から種がなくなっていることがわかり、佐伯本部長がショックを受けていました。
この猛毒の種が、様々な事件を引き起こしたのです。
・ドローンを使った捜索
この話はドローンを使った捜索が印象的でした。呂太君も張り切っていましたしね。
空からの映像はとても新鮮でした!
個人的には、那須田を追って球場に入った土門さんの映像が大好きです❤。とてもかっこよかった!
・土門さん、危ない!
那須田に覆いかぶさって、背中から電車に衝突した土門さんなんですけど・・・。こんな事故に遭ったら、普通は命はないですよね・・・。
電車の下に潜り込む形になって、衝撃が緩和されたらしいのですが、本当に心配しました!
蒲原刑事やモニターを見ていた科捜研のメンバー、美貴ちゃんと同じ気持ちでした!
・マリコさんの行動に驚く呂太君、呂太君を諭す亜美ちゃん
あたりが暗くなってきたので、マリコさんがドローンでの撮影用に、高感度レンズを持ってきました。
土門さんが搬送された病院にかけつけた時に、マリコさんが高感度レンズを持ってきたと聞いて、呂太君が驚きます。
その時の呂太君と亜美ちゃんのやりとりが印象的でした。
「嘘でしょ?そんな余裕あるわけないじゃん」
「余裕?」
「だって、僕、マリコさんに会ってまだそんなたってないけど、だけどわかるよ。
マリコさん、土門さんのこと・・・こう、なんていうか、その・・・すごく特別な人なんだなって。
すごく大切って言うか・・・こう、すごく信頼してる」
「私もそう思うよ」
「なのになんで。なんで土門さんが死ぬかもしれないのに、こんな鑑定の道具持ってくる余裕があるの?」
「余裕なんかじゃない。ただ、マリコさんはそういう人」
「なにそれ。全然わかんない。そういう人って」
「それに、私達の仕事はきっと、こういう仕事」
呂太君が素直に感情を出していて、視聴者の気持ちを代弁してくれていると感じました。
また、亜美ちゃんが科捜研で経験を積んで、確実に成長していることもわかりました。 この後で、マリコさんがいつものように二人に呼びかけるのも良かったです。
長くなるので、ここで一旦切ります。