これも実は妹からのプレゼントで、気にいってしまったマンガです。
とても可愛らしいお話で大好きです。
シュガシュガルーン 1~8巻(完結)
作者: 安野モヨコ 出版社: 講談社 月刊なかよしで連載されていました。
講談社のHPによると、今年は月刊なかよしの創刊65周年、安野モヨコさんのデビュー30周年という節目の年だそうです。
それを記念して、3月27日からシュガシュガルーンの特装版コミックが順次発売されます。
これまで出ていたコミックは、上にも記したように8巻の構成ですが、この特装版は4巻に分けて販売されます。
定価は1~3巻までが1,300円(税別)、4巻が1,400円(税別)です。
これまで販売されてきた通常版のコミックも、装丁やカバーがとても凝っていて、絵本みたいに可愛らしいです。
特装版も期待できそうですね!
また、4月20日頃には「シュガシュガルーン コレクションブック」が発売されるそうです。
オールカラーのスペシャル本で、ファンの方々の「ずっと知りたかった!」という疑問やリクエストにお答えする内容だそうです。
うーん、買いたくなってきた・・・。絶対に可愛いですよ、このコレクションブックも!
定価は1,900円(税別)です。
さらに、4月25日から6月28日まで、東京の世田谷文学館で安野モヨコさんの「ANNORMAL」という展覧会が開催されます。
デビュー30周年を記念した企画ですね。今の新型コロナウイルスに関する状況がおさまって、展覧会を安心して楽しめるようになるとよいのですが。
今年はシュガシュガルーンにとっても、作者の安野さんにとっても記念の年ということを知って、予想外に前置きが長くなりました。
私は実は、安野さんの作品はこのシュガシュガルーンと、朝日新聞の日曜版(だったかな?)に掲載されていた「オチビサン」しか読んでいません。
初めてこの作品を読んだ時、びっくりしました!こんな絵本のような可愛らしい作品があるのかと。
登場人物が着ている服や、住んでいる部屋のインテリア、背景なんかがいちいちおシャレで素敵!
眺めているだけで、うれしくなってしまいます。
主人公が魔女ということもあり、いろんな魔法が出てくるのですが、その描写もとても楽しいです。
安野モヨコさんには公式ホームページがあり、そのなかにシュガシュガルーンのサイトも作られています。
シュガシュガルーンのサイトのコミックというページには、連載当時の作品をフルカラーにしたものが掲載されています。
一部を無料で立ち読みすることができます。
肝心の物語ですが、小さな魔女のショコラとバニラが、魔界から地球にやって来るところから始まります。
二人は魔界の女王候補に選ばれて、試験を受けるために地球に来たのです。
地球で一般の学校に通いながら、さまざまな新しいことに遭遇し、好きな人にも出会って、二人は成長していきます。
親友だったショコラとバニラは、嫉妬や行き違いから、一時は反目する関係になりますが、友情を取り戻します。
そして、魔界が滅亡するという危機にも、二人で手を取り合って立ち向かっていきます。
この作品は安野モヨコさんにとって、初めての少女向けの作品でした。
それまでの読者より若い子どもたちに向けた物語を描くにあたっては、特別な思いがあったそうです。公式HPには、
「子どもの頃に触れるものは、とってもとっても刺激的。
だからこそ、可愛くって、ファンタジックで、それでいて実は子どもたちを素敵な大人に導いていけるような、そんなものを描きたい。
それが、安野モヨコの強い想いでした」
と書かれています。
まさに可愛くってファンタジックな作品です。子どもだけでなく、大人が見ても読み応えがあります。
紙面を見ているだけで、うれしい気持ちになります。これからも大切にしていきたい作品です。
「シュガシュガルーン」はもちろん紙版も販売されていますが、以下のサイトで電子版も読むことができます。
シュガシュガルーンは実はアニメ化もされています。アマゾンプライムでは全話を見ることができます。