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科捜研の女 感想 16シリーズ正月SP その2

16シリーズ正月SP 「列島大追跡!マリコvs誘拐殺人犯~(中略)~身代金3000万円の謎を飛行機雲が解く!」

 

正月SPの感想の続きです!

この話の注目ポイント

以下が、この話の注目ポイントです!

・呂太君、衝撃の初登場

・勝手な間山夫妻

・最新の科学鑑定めじろ押し

・土門さんと藤倉刑事部長の関係

マリコさんの変装

・失態を挽回しようとした岩内刑事

・理不尽な結末

・土門さんの優しい言葉

 ・最新の科学鑑定めじろ押し

 この回の脚本を担当されたのは櫻井武晴さん。

東映のHPにもありましたが、「音声視覚化カメラ」、「仮想3Dバイク認証」、「不鮮明ナンバー解析」、「飛行機雲鑑定」など、興味深い科学鑑定がめじろ押し!

とても楽しかったです。科捜研の女ならではですよね。また、櫻井さんの脚本の新しいSPが見たいです。

 

・土門さんと藤倉刑事部長の関係

滋賀県警の岩内刑事は、今回の誘拐事件の捜査に加わりたいと強く希望して、捜査に携わることになります。

藤倉部長は土門さんに、岩内刑事はどういう刑事かと尋ねます。

 

土門さんは一緒に捜査をしていく間に、岩内刑事が24年前の事件の捜査にも携わっており、今回の事件についても何かを知っていることに気づきます。

岩内刑事に尋ねても返答はなく、不審に思っていた土門さん。藤倉部長に、岩内刑事を捜査から外すように要請します。

しかし、藤倉部長は、岩内刑事をこのまま捜査に参加させて、土門さんが岩内刑事を監視していれば、事件解決のヒントが得られるかもしれないと提案します。

土門さんも藤倉部長の提案に同意します。

 

その後、身代金を受け取りにきた犯人を追跡していた時に、犯人を目撃した岩内刑事はただ硬直して、犯人を追おうともせず、逃してしまいます。

土門さんがその経緯を藤倉部長に報告すると、藤倉部長は岩内刑事を捜査に参加させておく提案をしたことを謝罪します。

土門さんは、自分もその提案に同意したのだからと答えます。

 

かつての対立した関係からは想像もできない二人のやりとりですね。藤倉部長が率直に謝罪していたのが印象的でした。

 

あと、この回では、24年前の事件に関与したとして、土門さんが間山夫妻を送検したことを聞いて、藤倉部長が驚いていました。

送検って、管理職ではない刑事ができるものなんでしょうか?刑事部長は当然知っているのではないかと思うのですが・・・。

 

マリコさんの変装

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いらすとや

 

間山夫妻のDNAを採取するために、間山家を訪れたマリコさん。誘拐事件の犯人に、警察が来ていることを知られないように、出前の格好をしていましたね。

そんな格好をしていても、きりっとしていて綺麗でした。あまり違和感がなく、なじんでいた気がします。

 

・失態を挽回しようとした岩内刑事

岩内刑事は、24年前の誘拐事件の捜査で、公衆電話の下に犯人が貼り付けたポケベルを見落とすという失態をしていました。

その失態もあり、身代金は犯人に奪われ、誘拐された子供も取り返すことができず、ずっと自分を責め続けていたのでしょう。

 

それで、今回の誘拐事件の捜査への参加を希望します。

しかし、捜査をしていくうちに、24年前との共通点がたくさん見つかり、24年前の事件の被害者が、今回の事件の犯人なのではないかと思うようになります。

 

そこで土門さんに事情を打ち明けていれば、他の展開もあったと思うのですが、捜査から外されたくなかったためか、土門さんには何も言いませんでした。

犯人を自首させようと、24年前の事件の被害者に接触したりして、最後には命を落とすことになってしまいました。

 

自分のミスで子供の行方がわからないままになったばかりか、さらわれた子供が大きくなって、間山夫妻に復讐していると知って、大きなショックを受けていました。

でもやはり、土門さんには打ち明けるべきだったと思います。

 

・理不尽な結末

 24年前の事件は時効になっているため、間山夫妻が逮捕されることはありません。

土門さんは、今回の事件の裁判の過程で、24年前の事件の真相が明らかにされるだろうと言います。

それでも、子供を大切に育てていくように間山夫妻を諭します。

 

あんだけひどいことをしておいて、これだけですか?

24年前の事件の真相を知ったら、世間の人に白い目で見られるでしょうけど、子供と一緒に暮らしていくことはできる。

 

間山夫妻に子供を誘拐された石井家の人たちが、その後どうなったかを考えると、理不尽としか言いようがありません。

 

間山夫妻は、自分たちの過去の犯罪が明らかになるのを恐れていました。

でも、自分たちが同じことをされても、あの時自分たちがしたことは本当にひどいことだったと反省したり、罪悪感を覚えた様子はありませんでした。

だから好きじゃないんですよ、この話。間山夫妻がひどすぎて。

 

・土門さんの優しい言葉

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いらすとや

 

間山夫妻に復讐するため、犯罪者になってしまった石井家の息子。

犯罪者になってしまったから、名乗り出ることはできないけど、せめて本当の父親と隣の席でクラシックのコンサートを聞きたかったと話していました。

 

それを聞いた土門さんは、屋上でマリコさんに、本当の父親とコンサートを聞かせてやりたかったと言います。優しいですね、土門さん。

間山夫妻にこれぐらいの思いやりがあれば、あんな事件は起こさなかったでしょうに。

 

 

 

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