6シリーズ第9話 どうするマリコ!灼熱50度の監禁状態!!
以前、土門さんが危機に見舞われた回について感想を書きましたので、今度はマリコさんが危険に遭遇した話の感想を書いていきたいと思います。
このブログでは、あまりマリコさんを集中して取り上げることはありませんでした。
それは、マリコさんは主人公なので、いつもメインで取り上げられているからということと、マリコさんについて語りだすと大変だなということが理由でした(笑)。
すでに感想を書いた話で、マリコさんが危機に直面したものもあります。
戸田恵子さんが演じる解剖医の先生に筋弛緩剤を打たれてしまったり・・・。
鷹城さんと対決して、殺されそうになったり・・・。
どちらの話も、マリコさんだけが事件の真相や犯人に気づいて、他の誰にも言うことなく、一人で犯人に会いに行ってしまいました。
それで、生命の危機に直面しますが、それを助けてくれたのはもちろん土門さん❤。
今では一人で犯人に会いにいくことも少なくなりましたが、土門さんが電車と衝突した回でも、一人で犯人と対決してたなあ・・・。
呂太君が犯人を刺激しないように必死に叫んでたんだけど、それも無視して。基本的なところは変わってないということですかね。
今回は6シリーズの第9話の感想を書いていきたいと思います。
あらすじ、出演者の情報
第9話のあらすじ、出演者の情報をお伝えします!
主なゲスト出演者(敬称略)
・第9話のあらすじ
アパートの一室で女性の変死体が発見される。
男と無理心中を図った可能性があり、土門たちと科捜研のメンバーは、一人だけ助かり、逃げ出した相手の男を探すことに。
男を見つける手がかりとなる工作機械を探すため、マリコはある工場を訪れる。
そこにいた男、楠見(小日向文世)はマリコに、その工場に死体があると告げる。そして、男はなぜか警察に通報しようとするマリコの邪魔をする。
言い合っているうちに工場の出入り口が鉄パイプで塞がれてしまい、マリコたちは外に出られなくなった。
真夏で、冷房もなく、50度にもなる空間に閉じ込められた二人は、生命の危機に直面することになる。
感想
第9話の感想です。
一口感想
土門さんがマリコさんをお姫様だっこしたことで有名な回ですが、小日向さんの存在感がとても大きい話でもあります。
工場にマリコさんと二人で閉じ込められているシーンが多くて、二人芝居のような独特の雰囲気があります。
科捜研の女のなかでも、珍しい感じの話だと思います。
そして、小日向さんが演じられた役、申し訳ないけど気持ち悪い(笑)。何を考えているのかがなかなかわからなくて、すごく不気味なんです。
マリコさんも、小日向さんが演じた男も、極限状態まで追い込まれた回でした。
この話の注目ポイント
今回注目したのは、以下のポイントです!
・小日向さんが演じた男、申し訳ないけど気持ち悪い・・・
小日向さんはベテランの俳優さんで、ドラマや舞台で本当にいろいろな役を演じていらっしゃいます。
そのなかで、私が最も印象に残っている役は、「相棒」の連続殺人鬼の役です。悪魔を崇拝していて、すごく怖かったです。
今回の役はそこまで怖くはないのですが、何を考えているのかが最後までわからなくて、本当に不気味でした。
土門さんのお姫様だっこは見たいけど、それほど回数を見ていないのは、小日向さんの役が気持ち悪いから(笑)。
楠見は自分が経営していた工場が倒産し、さらに妻があろうことか借金に取り立てに来ていた男と浮気していたことを知ります。
かつての自分の工場に浮気相手の男を呼び出し、殺害した後に、マリコさんが工作機械を調べるためにやってきたのです。
マリコさんは工場に死体があることを警察に連絡しようとしたり、閉じ込められた工場から脱出しようと、拳銃の銃弾から爆弾を作ろうとします。
しかし、マリコさんが本当に警察の人間であるかどうかを疑ったり、怖いから置いていくなと行ったり、工場が爆破されるのを阻止して、マリコさんに怪我を負わせたり・・・。見ていてイライラします。
・マリコさん、生命の危機!でも、あきらめない
マリコさんは、何を考えているのかわからない楠見に、警察への連絡や助かるための行動をことごとく邪魔されます。
自暴自棄になっている楠見は、「無駄だ」とか「もう助からない」など、ネガティブなことをしきりに言います。
そういう言葉を聞くと、気持ちが萎えてしまいそうですが、マリコさんは決してあきらめない。
拳銃の銃弾から爆弾を作ったり、不通になった電話を使って、話はできないものの、科捜研のメンバーに自分の居所を知らせようとします。
マリコさんはその電話での合図によって助かるわけですから、やっぱりあきらめてはいけなかったんですよね。
長くなりますので、ここで一旦区切ります。