8シリーズ新春SP 「真夜中の大爆発!~中略~ 監禁されたマリコ」
新春SPの感想の続きです!
この話の注目ポイント
以下が、この話の注目ポイントです!
・光子さん、いいなあ
光子さんって、プロ集団の科捜研の中で、唯一普通の人の視点を持っているんですよね。
科学者であればなんとも思わないご遺体の一部に悲鳴を上げたり、普通の人にはわからないことを、専門家のメンバーに聞いたり。
光子さんって、そういう役割だったんでしょうね。話を理解しやすくするために、光子さんがいたのではないかと思います。
今回も、SPの望さんにマリコさんのいつもの仕事ぶりを説明していました。
マリコさんの仕事ぶりに呆れてもいるんだけど、暖かい目で見ているような感じもして。光子さん、いいなあ。
かえすがえすも、深浦さんが若くして亡くなられたことが惜しまれます。
・自分の罪を新人になすりつけるとは!
photoAC
テロ事件で犠牲になったSPを撃ったのは、なんとSPの小田島隊長でした。
前年に遊覧船でアメリカの要人を狙った爆破テロ事件があり、隊長と犠牲になったSPも警護を担当していました。
その事件の前に、二人はクラブに飲みに行き、小田島は酔った勢いで、今度遊覧船で要人を警護するという情報をクラブの女性に漏らしてしまいます。
クラブの女性はテロの犯人とつながりがあり、隊長から得た情報を犯人に伝えたため、テロ事件が起こったのです。
自分が漏らした情報が利用されて、テロ事件が起こったことに気づいた小田島は、女性を呼び出します。
女性の存在を警察に伝えるか、自分が情報を漏らしたことを隠し通すために、女性を亡き者にするか悩みます。
そして、自分の保身のために、女性を殺害することを選びました。
クラブに一緒に行っていたSPは、隊長が情報を漏らしたことに気づき、告発しようとしていました。
それで、小田島は今回の警護の案件を利用して、このSPも殺害することにしたのです。
まず、クラブの女性とのつながりを知られた男を、舞鶴港で殺害しました。
その後、自分の部下と今回のテロの犯人を同時に殺して、全てを終わらせようとしました。
新人であれば、自分が使っている銃がすり替えられても気づかないことを利用して、とっさに自分の銃と望さんの銃をすり替えて、SPを撃ちました。
後で調べられても、SPを撃ったのは望さんだという結果が出るようにしたのです。
自分の過ちを隠し通すために、女性や部下のSPも殺害し、新人の望さんに罪をなすりつけようとするとは!
事件を調べ始めた望さんが、隊長や同僚のSPとはち合わせした時も、SPが望さんに発砲することを許可するし!なんて野郎だ!!
しかも真実を知ったマリコさんまで、亡き者にしようとするし!
望さんを撃った同僚のSPの人は、マリコさんが事件現場を外から撮影した映像を借りに来た時、隊長にこっそり連絡して怪しい動きをしていました。
てっきり小田島と協力していたのかと思いましたが、そうじゃなかったん?
小田島に連絡したために、マリコさんは危ない目にあったんですけど。
隊長との関係について、後で何も触れられていなかったので、わかりませんでしたが。
事件が解決して、マリコさんと土門さん、望さんが屋上で話しているシーンがありました。
プロフェッショナルとして働く2人の女性と、2人を暖かく見守る土門さんの雰囲気がとても良かったです。
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