16シリーズ第8話 最後のターゲット
相馬さんが卒業した前後編の後編です。師弟とも呼べるマリコさんと相馬さんに、危機が訪れます。
あらすじ、撮影裏話
第8話のあらすじ、撮影裏話、出演者の情報をお伝えします!
主なゲスト出演者(敬称略)
・第8話のあらすじ
爆弾処理班の柿沢(渡辺大)やマリコの果敢な行動により、駅前広場での爆破事件による被害を最小限に留めることができた。
足がすくんで動けなかった相馬は、自分の行動に忸怩たる思いを抱く。
現場にはまた爆破予告のカードが残されていた。
マリコたちは犯人を突き止めるべく鑑定を進めるが、今回の連続爆破事件は、10年前に発生した爆弾処理班の隊長が亡くなった事件と関わりがあることがわかる。
爆弾処理班の隊長は爆破処理に失敗して死亡したという汚名を着せられていたが、その真相は芳賀元法務大臣(大島さと子)が関わった事件にあるらしい。
土門たちは住宅街で、芳賀元法務大臣が乗った車を爆破しようとする犯人の企みを阻止する。
しかし、連続爆破事件はまだ終わってはいなかった。
東映のHPに掲載されたあらすじはこちら。
・第8話の撮影裏話はこちら。
ご紹介した東映のHPには、相馬さんを演じられていた長田成哉さんの卒業のエピソードも詳しく書かれています。
感想
第8話の感想です。
一口感想
連続爆破事件の真相が解明されていくにつれて、犯人の気持ちもわかってきます。
でも、犯人も誰よりも自分を責めていて、半ば正気を失っている状態。
命が危うくなるかもしれないのに、犯人に最後まで付き合う土門さん、かっこよすぎます。
そして、自分の情けなさを責めていた相馬さんも、卒業を目前にして大きな試練に見舞われます。
尊敬するマリコさんと一緒に。
危険に遭遇しても、いつも果敢に立ち向かってきたマリコさんが、相馬さんに怖さを感じていると伝えたのが印象的でした。
命を賭けた二人の最後の共同作業は必見です。
この話の注目ポイント
今回注目したのは、以下のポイントです!
- 自分を一番責めていた犯人
- 土門さん、この前後編かっこよすぐる
- 必携の本、「毛髪学」
- 怖さを素直に打ち明けるマリコさん
- さよなら、相馬さん!
・自分を一番責めていた犯人
事件の捜査が進んでいくと、この連続爆破事件は、10年前に爆弾処理班の班長が亡くなったことと関わりがあることがわかってきます。
その班長は、爆破処理に失敗して亡くなったと言われていたのですが、真相が隠蔽されており、班長が汚名を着せられていたことがわかります。
犯人は爆弾処理班の副長だった男で、班長とともに爆破処理の現場にいて、爆発に巻き込まれました。
犯人は怪我を負っただけですみましたが、その後警察を辞めて、班長が亡くなった事件の真相を調べ始めます。
すると、その事件には芳賀元大臣が抱えたトラブルが関係していることがわかりました。
また、京都府警の警備部長がトラブル解決のため、爆破処理班に事情を隠して、爆発物を処理させたことがわかりました。
事情を隠していたことで、爆破処理班は十分に備えることができず、班長が亡くなるという事態になったのです。
班長が亡くなった後も、真相を隠蔽するため、班長のミスで事故が起きたことにしてしまいます。
今回の連続爆破事件の被害者は皆、10年前の事件について知っていながら、その事実を隠してきた者ばかりでした。
班長が処理しようとしていた爆発物を仕掛けた人物をターゲットにしたところで、犯人は土門さんたちに逮捕されます。
しかし、犯人が逮捕されても、爆発物がまだどこかに仕掛けられていることがわかります。
科捜研のメンバーが、これまでの事件の流れからどこに仕掛けられているかを割り出したところ、なんと京都府警であることが明らかに!
マリコさんと相馬さんは、府警の中を必死に探し回ります。
犯人は自分が逮捕されて、京都府警に連行されることを見越していました。それで、その前の現場で、府警が爆発物を押収するように仕向けたのです。
それは、10年前の事件を隠蔽しようとした京都府警に復讐するため、そして何よりも、何かおかしいと思いながらも、事実を明らかにできなかった自分自身に罰を与えるため
でした。
犯人が一番許せなかったのは自分だったんですね。
・土門さん、この前後編かっこよすぐる
いらすとや
前編で蒲原刑事のことをマリコさんと話していた時もそうでしたが、後編も土門さん、かっこよすぎる!
まさに「惚れてまうやろー」!!って私は土門さんにとっくに惚れてますけども。
後編も、京都府警本部の取調室で犯人を取り調べている時に、府警本部に爆発物が仕掛けられていることがわかります。
土門さんは蒲原刑事を退避させますが、自分は逃げず、床にすわりこんだ犯人の前にどっかりと座って、犯人を見張ります。
命の危険があるのに逃げず、動じることなく犯人と対峙する土門さん。
かっこいい!!惚れてまうやろー!!
相馬さんが府警を去った後、マリコさんと二人で話していた時、土門さんは、マリコさんも相馬さんに科捜研の研究員としてのあり方を示したと伝えます。
マリコさんをねぎらうような、いたわるような男の優しさ。
惚れてまうやろー!!
現場からは以上です(笑)。
・必携の本、「毛髪学」
府警本部に爆発物が仕掛けられていることがわかり、府警本部にいた人達は皆、退避を命じられます。
皆が急いで避難する中、佐伯本部長も急いで身の回りのものを風呂敷で包んで、逃げる準備をされています。
一番上に置かれていたのは「毛髪学」の本!必携です。
すでにお話ししたように、爆弾処理班の柿沢さんと、マリコさん、相馬さん、亜美ちゃんは駅前広場に向かい、爆発物による被害を最小限に防ぎました。
その後、所長をはじめとする科捜研のメンバーが、藤倉刑事部長に呼び出されます。
藤倉部長は、科捜研が捜査一課に報告せずに、爆弾処理班を巻き込んで現場に向かったことに対して叱責します。
しかし、同席していた佐伯本部長は、ネットにアップされていた事件の動画に、市民の皆様から警察に対する賞賛の声が寄せられていたのを見てご満悦。
所長たちに、報告をせず臨場したことについては不問にすると告げます。実に佐伯本部長らしい態度ですよね。さすがですわ❤。
・怖さを素直に打ち明けるマリコさん
マリコさんと相馬さんは、押収されて、府警本部の地下に置かれていた爆発物を発見します。どうやら、それが犯人が爆破させようとしている爆発物らしいとわかります。
処理班を呼ぶ時間の余裕はなく、マリコさんが爆発物の処理に当たることに。
駅前広場での事件の時、怖くて動けなかった相馬さんは、マリコさんに怖くないのかと尋ねます。
すると、マリコさんは素直に怖いと思っていることを伝えます。
でも、科学で人を救うという思いがあるから、勇気を振り絞って、事に当たっているんですよね。
それを聞いて、相馬さんも覚悟を決めて、最後はマリコさんと同時に作業をすることで、爆発物の爆破を食い止めました。
・さよなら、相馬さん!
photoAC
最後に、相馬さんはマリコさんを除く科捜研のメンバーと蒲原刑事にカナダの研究所に移籍することを伝え、別れを告げます。
一人一人が相馬さんに別れのメッセージを伝えるのですが、その言葉がそれぞれその人らしくてよかったです。
役としてのやりとりだけではなく、キャストの皆さんが5年間相馬さんを演じてこられた長田さんに、別れのメッセージを伝えているようにも見えました。
マリコさんは別れの場面に立ち会わず、土門さんと話していました。
そこで、土門さんに慰められるような感じだったのは、すでにお話しした通りです。
もう、いちいちいいですよね、どもマリ!!
再放送を待つという手もありますが、いつになるかわからないので、今すぐ見たい!という方には動画配信サイトがお勧めです。
2020年6月現在、科捜研の女の16シリーズを配信しているサイトは以下の通りです。
無料の視聴期間が設けられているものもありますが、基本は有料なのでご注意ください。
有料のレンタル商品として、スペシャル回を3本セットにしたものと、シーズン15から19までが視聴可能です。
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