しばらく時間がたってしまいましたが、「キスマイの10周年でやれるかな?」面白かったですね。
このSPに対する期待を、以下のページに書きました。
キスマイの藤ヶ谷さんと宮田さんが、科捜研の女の裏側に密着取材してくれたコーナーは特に見ごたえがありました。
今日は、「キスマイの10周年でやれるかな?」の科捜研の女のコーナーについて、感想を書いていきたいと思います。
コーナーの時間が結構長かった
この番組自体は3時間SPだったのですが、「科捜研の女」のコーナーだけを抜き出して編集してみると、40分程度になりました。
結構長かったですね。ほかにもいくつかの番組を取材していたので、時間はそんなに長くないのかなと思っていたんですが。
玉木さんの名前の連呼(笑)
コーナーの最初の方で、沢口さんがシリーズ助監督の玉木さんについて質問に答えている場面がありました。
インタビュアーの人が、玉木さんの名前を繰り返し言わせるような聞き方をしていました。
それで、沢口さんもその意図に乗って、繰り返し「玉木さん」と言っていたのが面白かったです。
後の方でキスマイのお二人が、科捜研の女のセットで沢口さんにインタビューをしていました。
その時に、その場にいた玉木さんは、沢口さんに
「科捜研の女の縁の下の力持ち。科捜研の男です」
と言われて感激されていました。
でも、沢口さんがこれだけ自分の名前を呼んでくれたというのもうれしかったのでは(笑)。
科学捜査を題材にしている「科捜研の女」のなかでは、シリーズ助監督さんが大きな役割を果たしていることがよくわかりました。
「科学捜査の変態」「殺人のプロより殺人の方法についてよく知っている」という言い方が面白かったです。
他の刑事ドラマを見ている時に、なまじ知識があるために、違和感を覚えることがあると言っていたのも興味深かったです。
心臓の位置が違うとか、肋骨のあたりを刃物で刺した時にできる傷の形状が違うとか・・・。
それにしても宮田さん、「科捜研の女」を見られたことがないんだなーとは思いました。だって、「微物」が何かがわからなかったんですもんね。
でも、宮田さんはとてもお若いし、お忙しいでしょうから無理もないですね。
宮田さんと同じように、これまで「科捜研の女」を見たことがないという人にも、わかりやすい説明になっていたと思います。
白骨の汚し
↑ 汚しが大切
次のハイライトシーンは、「白骨の汚し」でしょうか(笑)。言葉自体もインパクトありますよね、「白骨の汚し」って。
シリーズ助監督の玉木さんが、美術担当のスタッフさんに、ドラマの設定に合わせた依頼をしていました。
それは、石膏で作った真っ白な白骨を、「10年間土の中に埋まっていた白骨の経年変化」を表現するため、汚してほしいという依頼。
ユーチューブに上がっているメイクの動画に似せた演出が面白かったです(笑)。キスマイのお二人もお手伝い。
最後には仕上げた白骨に愛着が出てきたようで、沢口さんが撮影で実際に使っているのを見て、喜んでいましたね。
傷のメイク
次は、玉木さんがメイクさんに、傷のメイクを依頼するところに、キスマイのお二人も同行。
メイク室に入ったところで、顔が傷だらけで、血が顔のあちこちから出ている男性が座っていました!
どう見ても怪我をしたとしか思えないのですが、それもメイクだとのこと。
しかも、メイク時間はたったの10分ほどだというからスゴイ!
玉木さんがメイクさんに依頼する時は、法医学の本から抜粋した本物の傷の写真を依頼書に載せてるんですね。
たぶんリアルすぎるので、テレビでは放送できなくて、モザイクがかかってましたが。
キスマイのお二人の綺麗な顔にも、メイクさんが切り傷と金づちで叩いたような傷を施していきました。
短い時間で、ホントにリアルに仕上がっていましたね!
藤ヶ谷さんが本当は傷を負っていないのに、
「口を開けると痛い」
とおっしゃっていましたが、そういう気持ちになるのもわかります。本当にリアルなんで。
前にも俳優さんで、傷のメイクをしてもらうと本当に痛くなる気がするとおっしゃっていた方がいました。
そういう感覚も演技に役立つかもしれませんね。
メイクさんは、誰か知り合いの人が怪我をしていると、その傷の写真をとらせてもらうとおっしゃっていましたね。
どれぐらい前についた傷なのかも聞いていらっしゃるとか(笑)。研究熱心ですね。
追記: 岩場登りの安全チェック
大事なシーンを書くのを忘れていました💦。
玉木さんがロケ現場で確認をするというので、キスマイのお二人も同行。
以前予告で言っていたと思うのですが、たぶん初回に、マリコさんが岩場に登るシーンがあるそうです。
被害者がカラビナの不具合で転落したのか、他の原因があるのか確かめるために、ロープを使って登るとのこと。
玉木さんはその安全確認のためにロケ現場に来ていました。それで、藤ヶ谷さんが体を張って、ロープを伝って岩場を登ることに。
でも、藤ヶ谷さん、全然動揺する様子が見えないし、全く怖がってもいない。
どうしてかなと思っていたら、コンサートの映像を見て納得。あんなことを経験していれば、岩場上りなどへのかっぱですね。
「沢口さん、安全ですよー」
と言っていたのがよかったです。
沢口さんへのインタビュー
沢口さんへのインタビューで、沢口さんが藤ヶ谷さんに
「新メンバーにお待ちしています」
とおっしゃってましたが、いいかもしれません!でも、今のレギュラーメンバーの卒業はなしで。
レギュラーが難しければ、SPのゲストにいかがでしょう。犯人役はイメージの問題があるかもしれないので、他の県警の刑事さんとか。
キスマイの皆さんとは年が離れすぎていて(笑)、正直言って今までよく知らなかったのですが、特に藤ヶ谷さんと宮田さんには親しみが出てきました。
藤ヶ谷さんは1000円ガチャで沢口さんと出演されてましたしね。これからも沢口さん担当、科捜研の女担当は藤ヶ谷さんということで(笑)。
沢口さんがこれまでで特に印象的だったと選ばれた話の一つが、16シリーズの第16話のバスジャック回。
この回は確かに面白かったですよね!
マリコさんが限られた環境の中で、科学の知識を生かして、身近にある物を使って事態を打開するという話はいくつかありますが、どれも面白いです。
この話は土門さんとのアイコンタクトも見逃せませんよ!
そして、もう一つが6シリーズ第9話。小日向文世さんがゲストです。
猛暑の中、50度にもなるという廃工場に、マリコさんと小日向さん演じる男性が閉じ込められる回です。
この回は、内藤さんもムック本のインタビューで挙げていらっしゃいました。結構前の話ですが、役者さんたちにとっても印象深い話なのですね。
どもマリファンには、なんといっても最後に土門さんがマリコさんをお姫様だっこ❤するところがポイントです!
今回の密着取材で、これまで見ることができなかったスタッフの方々のお仕事振りを見ることができました。
「科学捜査を扱う番組のパイオニア」として、誇りを持って、こだわって制作されていることがわかって、ますます「科捜研の女」が好きになりました。
スタッフさんだけでなく、キャストさんたちも皆すばらしいんですよー。新シリーズが本当に待ち遠しいです!