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科捜研の女 感想 5シリーズ第9話

5シリーズ第9話 まさかの検視ミス!もうひとりのマリコの完全犯罪

 5シリーズの感想の続きです!

 

あらすじ、出演者の情報

第9話のあらすじ、出演者の情報をお伝えします!

 主なゲスト出演者(敬称略)

戸田恵子、梅沢昌代

 

・第9話のあらすじ

ビルの屋上で、電飾の看板にくくりつけられて死亡している男性が発見される。その男性は洛北医大の教授だった。

遺体に電流斑が見当たらず、首を締められた痕があったことから、マリコは殺人事件だと判断する。

しかし、殺害された教授の教え子で、解剖医の里香(戸田恵子)が、遺体の足の裏に電流斑を見つけたため、一転して、教授の死は自殺だったという結論になる。

その結論に納得のいかないマリコだったが、最初に死因を間違えたためか、いつもの勢いがない。

その様子を見た土門は、いつも通り科学で真実を追求しろと発破をかけるが・・・。

  

 感想 

第9話の感想です。

一口感想

いくつかあるマリコさん大ピンチの回の一つです。

最初は洛北医大の教授の死因を間違えたのではないかと疑われます。それで、いつもの科学者としてまっすぐに真実を追求する姿勢がぐらつきます。

最後は真実を暴いたために命まで奪われそうになります。

土門さんのきつい言葉と、最後にはマリコさんを助けに来てくれたかっこいい姿と、科学者として、マリコさんと対照的な行動をとる里香先生が印象的でした。

 

この話の注目ポイント

今回注目したのは、以下のポイントです!

  • マリコさん、雑誌に掲載される 
  • マリコさん、ご遺体の死因を間違える? 
  • 土門さんのきつい言葉
  • ひたすら真実を追求するマリコさん
  • 「お兄ちゃんにとってマリコさんって・・・」
  • 里香先生との対決。マリコさん大ピンチ!
  • 助けに来たかっこいい土門さん
  • 科学者として対照的なマリコさんと里香先生
  • 密かに法医学を勉強する土門さん

 

マリコさん、雑誌に掲載される

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Photo by Yiqun Tang on Unsplash

 

5シリーズの第8話は、重要な登場人物の鮫島消防士がポスターのモデルになったり、雑誌に取り上げられたりしていました。

第9話は、冒頭で、科捜研のメンバーがマリコさんの記事が掲載された雑誌を見て、盛り上がっています。

美貴ちゃんは、科捜研のメンバーはその雑誌のことを知らないと思っていて、大騒ぎして科捜研にやってきます。

前回の四面楚歌の印象が強かったので、なにかほっとします。

 

マリコさん、ご遺体の死因を間違える?

洛北医大の教授が、ビルの屋上の電飾看板にくくりつけられて、死体となって発見されます。遺体が発見された場所から、当初は感電死であると思われていました。

検死で電流斑が認められず、首に絞められた痕があったことから、マリコさんたちは殺人事件であると判断します。

 

しかし、その後、教授の弟子で、解剖医の里香先生が、遺体の足の裏にごく小さな電流斑を見つけたため、一転して、被害者は自殺したという結論になりました。

 

その結論に納得がいかないのに、いつものように真実をひたすら追求しようという迫力が見られないマリコさん。まわりには、

「雑誌に載ったからと、調子に乗っていたんじゃないか」

などと言われてしまいます。

 

・土門さんのきつい言葉

 ためらっているマリコさんを見て、土門さんはきつい言葉で発破をかけます。

 

「気になることがあるなら、調べりゃいいだろう。職域を侵しても、とことん調べるのがお前じゃないか」

「私の何を知ってるのよ」

「お前は科学者だろう」

「だから何?」

「科学から真実を掴みだせるのはお前だけだ」

「わかってる、わかってるけど」

「怖いのか、また鑑定を間違えるのが。だから、いつものように踏み出せないのか?図星か。無様なもんだ。

いつも俺にえらそうな口利いてた女が、この程度だったとはな。俺はそんな奴の背中を押す気はないからな」

 

 土門さん、マリコさんを信頼してるから、こういうことを言うんですけど・・・。でも、怖い、怖いです。

 

・ひたすら真実を追求するマリコさん

土門さんに発破をかけられたこともあり、いつものようにご遺体をもう一度調べに行くマリコさん。

葬儀の最中だったのに、被害者の奥さんや参列していた里香先生の反対を押し切って、なんとか頼みこんで、ご遺体をもう一度見せてもらいます。

勇気がいることですよね。

 

・「お兄ちゃんにとってマリコさんって・・・」

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屋上にいた土門さんに、美貴ちゃんが会いに来ます。

そして、府警本部内で、マリコさんが勝手な鑑定をして、土門さんがその後押しをしているという噂がたっていると話します。

 

土門さんは美貴ちゃんの言葉に対して、

「俺はただ、真実が知りたいだけだ」

と答えます。それからしばらく、二人の会話が続きます。

 

マリコさんが掴みそうな真実を?」

「ああ、俺もそれが見たくなった」

「やっぱりお兄ちゃん、マリコさんのこと」

「何だ」

「ばかにしてたのになあ、科学なんて」

「事件は足で調べて解決する。口癖だったもんね」

「ただ、あの女見てるとどうもな」

「ねえ、お兄ちゃんにとって、マリコさんって何なの?」

「戦友だな」

 

土門さんと美貴ちゃんのこのやりとりを聞くと、きつい言葉を投げかけてはいましたが、土門さんはやはりマリコさんに期待していることがよくわかります。

 

土門さんがマリコさんを「戦友だ」と言ったことに対して、美貴ちゃんは

「安心した」

と言いますが、

「でも、ちょっと残念かな」

とも付け加えます。妹の複雑な心境ですかね。

 

高い所に座っていた土門さんが、足(しかも裸足)の裏を美貴ちゃんの顔に押し付けたりして、兄妹の中の良さが伝わってくるシーンでもありました。

 

長くなりますので、ここで一旦区切ります。