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科捜研の女 感想 16シリーズ正月SP

16シリーズ正月SP 「列島大追跡!マリコvs誘拐殺人犯~(中略)~身代金3000万円の謎を飛行機雲が解く!」

 レギュラーメンバーの初登場回の感想を書いていますが、今日は呂太君の初登場回です。

こんなことを言うと、感想を読む気をそいでしまうかもしれませんが、呂太君は好きだから、初登場回にも興味があるんですけど・・・。

この話自体はどうにも好きになれない。ラストにもやもやが残ってしまいます。呂太君の初登場回でなければ感想も書かなかったかも。

  

あらすじ、撮影裏話 

正月SPのあらすじ、撮影裏話、出演者の情報をお伝えします!

主なゲスト出演者(敬称略)

鶴見辰吾六平直政羽場裕一森尾由美寺田農小澤亮太斉藤慶太、青山勝

 

・正月SPのあらすじ

乳児の誘拐事件が発生。身代金は3000万円。

滋賀県警の協力も得て捜査を進めていくと、24年前に発生した乳児の誘拐事件との共通点がいくつも見つかる。

今回誘拐された赤ん坊は、24年前の誘拐事件で容疑者として名前が上がっていた間山夫妻(羽場裕一森尾由美)の子供だった。

身代金の受け渡し方法や、犯人が乗っていたバイクに施されていた細工なども、24年前の事件と同じだった。

滋賀県警の岩内刑事(六平直政)は、当時も捜査に加わっており、今回の事件についても何かを知っているようだが、土門の質問に答えようとしない。

 

そんななか、岩内刑事が殺害されているのが発見され、新たに科捜研のメンバーに加わった呂太とマリコ、宇佐見、さらに土門たちが現場に急行するが・・・。 

 

東映のHPに掲載されたあらすじはこちら。

正月スペシャル | 東映[テレビ]

・正月SPの撮影裏話はこちら。

解剖を拒む女 | 東映[テレビ]

 感想 

正月SPの感想です。

 

一口感想

呂太君、初登場です!亜美ちゃんと同じように、個性的な子が入ってきた!という感じなのですが、長い間呂太君を見ていると、もはや何の違和感もないですね(笑)。

変わったところはあるけれど、仕事は優秀というのも、亜美ちゃんと共通するところです。

今回誘拐された赤ん坊の両親で、24年前の事件の犯人である間山夫妻と、24年前の被害者の石井家の人達の境遇の差を考えると、これでいいの?と叫びたくなります。

いくら時効があるからといっても、ひどいじゃないですか!どうしようもないですけど、やっぱり釈然としない・・・。

 

この話の注目ポイント

今回注目したのは、以下のポイントです!

・呂太君、衝撃の初登場

・勝手な間山夫妻

・最新の科学鑑定めじろ押し

・土門さんと藤倉刑事部長の関係

マリコさんの変装

・失態を挽回しようとした岩内刑事

・理不尽な結末

・土門さんの優しい言葉

 

・呂太君、衝撃の初登場

 

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soraraさんによる写真ACからの写真

 

科捜研を卒業していった相馬さんに代わり、この回に初めて呂太君が登場しました。

おにぎりをゆっくり食べながら登場し、誰に対しても(藤倉部長にも)タメ口で話します。

 

風丘先生が持ってきてくれたお菓子を一人でどんどん食べていき、先生に

「ここの物理課は変人しか入れないシステムなの?」

と言われてしまいます。でも、そんなことを言われても、呂太君は気にしないでしょうけど。

 

マリコさんはマリコさんで、初めて会った時に握手を求めながら、

ロタウイルスのロタね」

と言っちゃうし。所長にたしなめられていましたけど。

 

私は、亜美ちゃんが呂太君に対して、

「タメ口は少しずつ直していこうね」

と注意していたところがツボでした。亜美ちゃん、優しいです。

 

個性的な性格だけど、呂太君の仕事ぶりはとても優秀で、マリコさんにも何度も「すごい」と言われていました。

 そうでないと、科捜研では仕事をしていけないですよね。

 

東映のHPによると、撮影前に呂太君を演じる渡部秀さんとスタッフの方との顔合わせがあったとか。そこで、田﨑監督がおっしゃったという

「相馬君はマリコさんの「弟的存在」であったのに対し、呂太君はマリコさんの「息子のような存在」なのではないか」

という言葉が印象的です。ドラマを見ていると、まさにそうだなと思います。

 

個性的で、でもとてもかわいい呂太君、大好きです。これからもたくさん活躍してほしいです。

 

・勝手な間山夫妻

間山夫妻には長年子供ができず、やっと授かった子供を誘拐されます。なんとか子供を返してもらいたいと、警察の人にも必死にすがります。

普通だったら、ああそうだよな、大切な子供が誘拐されたんだからと思います。

 

でも、24年前に間山夫妻が赤ん坊を誘拐していたことを知ってから見ると、同情の気持ちが全く湧いてきません。

今回の事件が起こる前、犯人が間山夫妻の様子を見に行きます。

そこで目にしたのは、24年前に自分たちがしたことを棚に上げて、遅くにできた子供をただ可愛がっている身勝手な姿。

 

24年前子供を誘拐された石井家の妻は自分を責めて自殺し、夫も気力をなくしてずっと家に閉じこもっていました。

そして、最近になってやっと真実を知らされた息子が間山夫妻に復讐を企てる・・・。

石井夫妻は何も悪いことをしていないのに、なぜこんな目にあわなければいけないのでしょうか。

 

自分の赤ん坊が急に亡くなったからといって、友人の間山圭子のそそのかしに乗って、誘拐された石井家の子供を自分の子供として育てた女もどうかと思いますが。

死ぬ間際になって子供に真実を伝えはしましたが、石井家の子供として育つ時間を奪ったわけですし。

 

長くなりますので、一旦区切ります。