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麗しの風丘先生!でも・・・ 8シリーズ第5話

8シリーズ第5話 7年目の白骨死体!結婚指輪が語る過去!

今日からは、風丘先生の個人回の感想を書いていきたいと思います。

風丘先生は美しくて有能な解剖医。二人のお子さんを立派に育て上げたお母さんでもあります。明るくて気さくな性格も魅力的。

 

マリコさんに時間を問わず(深夜でも)、マリコビームで無茶なお願いをされても応じてくれる寛大さもあります。

 

科捜研には毎度スイーツを差し入れてくれて、先生が今回はどういうお菓子を持ってきてくれるのかが一つの楽しみにもなっていますよね。

 

そんな魅力的な風丘先生についてはもっと前に記事を書きたかったんですけど、 後回しにしてしまっていたのには理由があります。

 

風丘先生にスポットが当たっている回はどれも、内容が深刻でつらい話が多いから。

風丘先生の夫に関わる話はもちろんそうですが、仕事に関わる話も精神的にしんどい話が多い💧。なぜなんですかねー。

風丘先生の明るさとのギャップを出したいんでしょうか。

 

風丘先生は、8シリーズの第1話で娘の亜矢ちゃんと共に初登場しますが、このシリーズの第5話ではすでにつらい話が出てきます。

 

susie0325.hatenablog.com

 

今日はこの8シリーズ第5話の感想を書きます。記事を書いている私もつらくなるような話です。

  

 

あらすじ、出演者の情報

第5話のあらすじ、出演者の情報をお伝えします!

主なゲスト出演者(敬称略)

山中聡

 

・第5話のあらすじ

山中で男性の死体が発見され、マリコと土門が臨場する。マリコがその遺体を検死している際に連絡が入り、山林では白骨遺体が発見されたことがわかる。

 

科捜研で白骨死体の身元を調べたところ、その男性は7年前に失踪した風丘先生の夫であることが判明。

先に発見された男性と風丘先生の夫、容疑者として身柄を確保された男は、7年前のある女性の殺人事件でつながりがあった。

 

感想 

第5話の感想です。

一口感想

うおおー。この話、どう考えてもつらいでしょ。

風丘先生とだんなさんは、だんなさんが結婚指輪を外していることで軽い口論になります。

だんなさんは気分を変えようと近所にタバコを買いに行った時に、男が女性の遺体を運んでいるところを目撃してしまい、自分も殺されることになってしまったのです。

 

風丘先生はだんなさんが事件に巻き込まれたことを当然知らず、なぜ家に戻らないのかもわからず、7年間ただ待ち続けました。

気持ちに踏ん切りをつけようと、失踪宣告の申請をしたまさにその時に、だんなさんが白骨死体になって見つかったことを知らされるのです。

自分も大きな衝撃を受けたでしょうが、まだ幼い子どもたちに事実をどのように伝えたらいいか、とても迷ったと思います。うう。

この話の注目ポイント

今回注目したのは、以下のポイントです!

  • あ、土門さん、青いネクタイ!
  • ちょっと時代を感じる鑑定風景
  • 複雑なストーリー
  • 風丘先生が受けた衝撃
  • 亜矢ちゃんの記憶

 

・あ、土門さん、青いネクタイ!

重い話なので、まずは軽い話題から(笑)。

たぶんこの話以外にもあったと思うんですけど、土門さん、いつものエンジのネクタイではなく、青いネクタイをしてますね!

最近はエンジのネクタイが定着していますが、違う色のネクタイを見ると新鮮です。

 

この「エンジ」という色名、ワインレッドと言おうか何と言おうか迷いました。

でも、ムック本でスタイリストさんが「エンジ」とおっしゃっていたので、ここでも「エンジ」としました。

 

・ちょっと時代を感じる鑑定風景

8シリーズは2008年に放送されているので12年前ですが、鑑定風景にやはり時代を感じますね。

パソコンの画面とか、データの照合などは特に古さを感じます。

 

行方不明届が出ている人たちのリストから白骨遺体の身元を割り出す作業も、パソコンは使っているものの、まだ手作業の感じが残っているというか。

今ならば自動的に照合して、すぐに結果が出ますもんね。

 

20年も続いていて、しかも科学を扱っているドラマなので、前のシリーズで古く感じることがあってもしかたないですよね。

 

・複雑なストーリー

7年前の女性の殺人事件を含めると、この回では被害者が3人もいます。

容疑者として逮捕された男性とこの被害者達との関わりも最初はよくわかりません。

また、風丘先生とだんなさんのエピソード、風丘先生のお子さんたちのことも描かれていて、話がとても複雑です。

 

この話を久しぶりに見たんですけど、今でも内容がはっきりわかっているかというと、実は自信がありません(笑)。

 

・風丘先生が受けた衝撃

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だんなさんがいなくなった夜、風丘先生とだんなさんは結婚指輪をめぐって軽い口論になります。

あの程度の口論ならば、それがきっかけで相手が家を出ることはないと思います。

 

でも、だんなさんは実際にその夜から行方不明になってしまいました。

風丘先生は、自分が結婚指輪をしていないと責めたから、夫が戻ってこないようになったのかとも思っていました。

 

行方がわからなくなった当初は、風丘先生は幼い子どもたちを連れて、駅でビラを配り、夫に関する情報を集めていました。

容疑者の男は風丘先生がビラを配っている姿を見ていたのです。

 

何の情報もないまま7年の月日が流れます。

風丘先生が初登場した8シリーズの第1回では、日野さんとの会話のなかで夫のことに触れて、

「捨ててやったの!こっちから!」

と明るくさばさばとした感じで言っていた風丘先生。

 

夫が事件に巻き込まれたことなど全く知らなかったわけですから、夫が勝手にいなくなったと考えて、自分の気持ちに区切りをつけようとしていたのでしょう。

この回の冒頭でも、失踪宣告の申請をしていました。

 

その矢先に、だんなさんは白骨死体となって見つかります。 風丘先生は夫が事件に巻き込まれていたことを知り、大いに動揺します。

しかし、マリコさんの

「先生は法医学者だから、亡くなった人の最後の声を聞かないと」

というような励ましを受けて、夫の死と向かい合う決意を固めました。

うう、いくら法医学者だと言っても、だんなさんがあんなにひどい殺され方をしているのに・・・。本当につらいです。

 

もう一つ大事なのは、父親が亡くなったことを子どもたちにどう伝えるかということです。

風丘先生は最初は、父親が見つかったことをお子さんたちには伝えていませんでした。真相が明らかになってからと思っていたかもしれませんが、どう伝えたらいいのかわからなかったということもあると思います。

 

でも、お子さんたちは父親に何かが起こったことを察して、府警本部にいるマリコさんに会いに来て、父親のことを聞いていました。大樹君も亜矢ちゃんもいじらしかったです。

マリコさんは二人の話を聞いて、目に涙を浮かべていました。

でも、そういう表情をしたら、二人に父親が亡くなったことがバレてしまうのはないかとも思いました(笑)。

 まだこの時はお子さんたちは知らされていなかったので。

 

この後も風丘先生のお子さんたちはたびたび登場します。

父親のつらい死を乗り越えて、順調に大きくなり、大人になった姿を見ることができたのは、長年続くドラマならではですね。

 

・亜矢ちゃんの記憶

 

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犯人を特定する決め手になったのは、風丘先生の夫がタバコを買いにいく前に密かにはめていた結婚指輪でした。

ご遺体が埋められていたと思われる場所に、結婚指輪が埋まっていたのです。

 

7年前は亜矢ちゃんはまだ赤ちゃんでした。

でも、父親の記憶があり、父親が出かける前に自分の頭を優しくなでてくれたこと、その手には金色に光るものがついていたことを覚えていました。

 

マリコさんは亜矢ちゃんの話を聞いて、土門さんに遺体が埋められていたと思われる場所で、結婚指輪を探してくれるように頼みます。

 

その場所の土の鑑定だけでは、遺体が埋められていたことが確定できていませんでした。

しかし、指輪が見つかったことにより、確かにその場所に遺体が埋められていたことが明らかになり、犯人の特定に結びつきました。

 

すごいなあ、亜矢ちゃん。私は子どもの頃も、赤ちゃんの時の記憶なんて全くなかったけど(笑)。