19シリーズ第30話 100円の殺人!?
あらすじ、撮影裏話
・第30話のあらすじはこちら。
・第30話の撮影裏話はこちら。
感想
この回の注目ポイントは、
・素敵!筒井真理子さん
・マリコさん、それはちょっと・・・。
・亜美ちゃんの一言
・亜美ちゃんと呂太君の検証
・タライに入ったマリコさん、色っぽい!
・経費で落ちない問題
・死体遺棄の方法
・親子の和解
・小銭貯金
です!
・素敵!筒井真理子さん
15シリーズの新春SP以来のご出演だった筒井真理子さん。
相変わらずおきれいで、色っぽくて素敵でしたー。前回とは全く違う役どころで、役者さんってやっぱりすごいと思いました。
東映HPには、今回出演されたことに対する筒井さんの感想は書かれていませんでした。
ベテランの役者さんだから、求められたことはきっちりとこなされるし、ゲスト出演に対しての感想はそれほどないのかな。読みたかった気はするけど。
以前、船越英一郎さんと美保純さんがMCをされているNHKの「ごごナマ」に、筒井真理子さんがゲストで出られていました。
筒井さんと美保さんは長年の友人で、親しそうな雰囲気だったのが印象に残りました。
その時に、筒井さんはどこに行くにも荷物が多いとおっしゃっていました。
地方にロケに行く時も、それほど期間が長くなくても、炊飯器まで持っていくそうです。
今回の京都でのお仕事にも、炊飯器・・・持っていかれたんでしょうか?
・マリコさん、それはちょっと・・・。
今回、マリコさんはけっこうハイテンションでしたね(京都観光の回よりは控えめだったけど)。
本物の節約の達人、園田逸子さんに話を聞きにいった時、節約のため、門の呼び出しブザーの電源が切られていました。
すると、マリコさんは敷地内に入っていって、風呂場の窓を覗き込んで、洗濯している逸子さんを見つけました。
これ、後で「京都府警科捜研の・・・」と名乗ったから許されたというか、警察関係者でなかったら、不法侵入などの犯罪になるのでは。
視聴者も「マリコさんだから」と納得して見ていますけど、他の人がやったら問題になりそうです。
・亜美ちゃんの一言
前回、長年息子と音信不通だった母親に、意図せずに息子さんの死を伝えることになった亜美ちゃん。
亜美ちゃんをはじめ、警察関係者は、母親が当然息子さんの死を知っているものだと思っていたので、しかたなかったと思います。
今回は節約の達人、園田逸子さんの母親の志乃さんに話を聞きに行って、
「うわ、ひどい母親」
などと率直な感想を言ってしまいました。
志乃さんは、
「お姉さん、あなたはよっぽどよい家庭で育てられたのね」
と切り返していました。
もちろん、率直な感想を言っていけないわけではないと思います。
ただ、今回は本当にひどい母親というわけではなかったので、表面に見えていることと、実際が違うこともあるんですよね。
亜美ちゃんも科捜研に来てからけっこう長くなりましたが、これからもいろんな経験を積んで、いろんな人達を見て、蓄積されていくものが多いんだろうな。
そうすれば、土門さんのように、
「悪い母親を演じてるだけじゃないんですか」
という考えが持てるかも。 まあ、土門さんも捜査が進んでわかったことではあるでしょうけど。
・亜美ちゃんと呂太君の検証
園田逸子さんに、私は死体を運べないと言われて、科捜研では逸子さんの家にあるもので死体が運べないか、実験をしてみることになりました。
その時、おんぶしたり、いろいろな運搬方法を試していた呂太君と亜美ちゃんが、なんか遊んでいるようでかわいかったです(笑)。
・タライに入ったマリコさん、色っぽい!
死体を運ぶ検証実験で、マリコさんがタライの中に入り、亜美ちゃんがひっぱってみるシーンがありました。
その時、横向きになる形で横たわっていたマリコさん、なんか色っぽくなかったですか?
その後、風丘先生がやって来て、事情を知らない風丘先生が 「どうしたの、マリコさん!」 と心配していたのも面白かったですね。
・経費で落ちない問題
確かに何でもかんでも経費で落ちるわけではないでしょうけど・・・マリコさんは平気でどんどん鑑定にお金を使ってしまうから、歯止めは必要ですけど・・・
でも、結局はあの検証実験で死体遺棄の方法がわかったわけだから、経費で落としてもいいじゃないですか!
でも、全部はだめなのか・・・マリコさんが自腹を切るしかないのか・・・。
きっと優しい宇佐見さんが半分出してくれるよ!亜美ちゃんと呂太君がお金を出すのはちょっとかわいそうだし・・・。だめかしら、宇佐見さん。
案外日野所長も経費ではだめだけど、自費の分は払ってくれそうな気もする。わかんないけど。
・死体遺棄の方法
斬新でしたね、タライを使った死体の運搬方法。 東映のHPによると、スタッフの方が実際にできることを試されたとのこと。でも、思いつくかな、あの方法(笑)。
転がされている亜美ちゃんが大丈夫なのか、ちょっと心配でした。当然タライに穴をあけるなど、息ができるようにしてあったはずですけど、ヒヤヒヤしました。
・親子の和解
20年前の事件の時も、今回も、母親の志乃さんは、自分を守るために娘を利用したのではありませんでした。
娘を守るために、自分が実際にはしていない殺人を、自分がしたのだと警察にも、周りの人にも、娘にも思わせていたのです。
軽薄で自己中心的な母親を演じていました。
娘の逸子さんも、そういう母親を憎みながらも、小さい頃からの「レストランを開く」という二人の夢を捨てられず、今も節約生活を続けていた。
実際はお互いを思い合っていた親子が、最後に和解できて本当によかったです。
真犯人は志乃さんを守りたかったから、20年前も今回も殺人を犯したということらしいのですが。
土門さんが言ったように、母娘の大切な20年という時間を奪ったことにもなるんですよね。まさに、
「好きな女を守りたかったんじゃないのか!」
です。
・小銭貯金 最後の屋上でのどもマリシーン。
小銭の原料である金属を挙げていって、
「私も小銭貯金始めてみたくなっちゃった」
と言ったマリコさん。 本当にお金がいるからではなく、小銭の原料に惹かれたらしいのが、マリコさんらしいですよね。
「これからは鑑定も節約の時代なの」 と言って、屋上を去っていくマリコさんを見て、ニヤッと笑う土門さん。若い頃の土門さんの表情のようで、新鮮でした。
「新しい鑑定道具でも買うつもりか」 と、土門さんはマリコさんのことはやっぱりお見通しでしたね。
でも、マリコさん、そうは言っても、実際に鑑定に必要となったら、お金なんて一切考えない気がする。それは変わらないんじゃないかなー。
石井一彰さんのツイッターによると、撮影も残り少なくなってきているようです。
関係者の方々は一年間という長い撮影期間も終わりが見えてきて、一安心されているかもしれません。
でも、見る方はもうすぐ一年間の放送が終わりになると思うと、寂しいですね!
季節の変わり目にそれぞれ一ヶ月ほど休止期間がありましたが、一年間ずっと科捜研の女を見られていたのは、贅沢なことだったなーと感じています。
残り少ない放送回、存分に楽しみたいです!!