科捜研の女 20シリーズ第9話感想 被疑者: 土門薫
祝 科捜研の女 映画化決定🎉🎉🎉
まず、今回はなんと言ってもこれですよね!
第8話の感想で、
「土門さんが・・・!」
「重大発表が!」
はもういいよと言っていた私ですが、映画化決定はやはりうれしい。
重大発表、映画化じゃないかなとは思っていたんですが。
映画化については別の記事で詳しく書きたいと思いますが、とにかく楽しみです。
来年の大きな楽しみが出来ました!
まずは20シリーズ最終回の感想を。今シリーズでは、最終回が一番見ごたえがあってよかったです。
あらすじ、撮影裏話
第3話のあらすじ、撮影裏話、出演者の情報をお伝えします!
主なゲスト出演者(敬称略)
南野陽子、長谷川初範、佐藤玲、井俣太良、ハリウッドザコシショウ、や乃えいじ
・第9話のあらすじ
科捜研のメンバーがWeb会議のシステムを試しているとき、土門刑事が会議に参加してきた。
様子がおかしい土門に事情を聞くと、バーのママの志津枝(南野陽子)と共に地下倉庫に監禁されていると言う。
紆余曲折がありながらも、科捜研メンバーは土門たちが監禁する場所を特定する。
現場に到着すると、志津枝が殺害されていた。
土門が血まみれのナイフを握りしめて、
「被疑者は俺だ」
と告げる。
東映のHPに掲載されたあらすじはこちら。
・第9話の撮影裏話はこちら。
感想
第9話の感想です。
一口感想
見応えのある回でした。
ネタで興味を引く面白い話もいいですが、こういうシリアスで、話の筋道がしっかりした回は、科捜研の女らしいと思います。
土門さんがいっぱい出てくれるのはやっぱりうれしいです。
映画のビジュアルもマリコさんと土門さんだし、土門さん、いっぱい出てくれますよね(祈)
この話の注目ポイント
今回注目したのは、以下のポイントです!
- 南野陽子さん、いい味出してましたね
- 土門さんを信じ切っている皆さん
- 検視・・・いやん❤
- 熱血風丘先生
- 亜美ちゃん、大活躍!ついでにかわいい
- 「俺とお前の関係」
- 志津枝さんがした一番許せないこと
・南野陽子さん、いい味出してましたね
南野さんが科捜研の女に出演されるというのは、ちょっと意外でした。でも、魅力的でした!
東映のHP によると、脚本を担当された戸田山さんは、南野さんが志津枝役を演じることを想定して、脚本を書かれたそうです。
監禁されたばかりの頃の土門さんと志津枝とのやりとりは楽しかったです。
また、12年前の詐欺事件に加担してしまい、余命が少ないとわかってから、なんとかその償いをしようとする姿が印象的でした。
南野さん、50代だと思うんですけど、アップになった肌もすごくきれい・・・。
科捜研の女には沢口さんや若村さんという美しい50代の女性がいますが、女優さんってやっぱりすごいと思いました!
・土門さんを信じ切っている皆さん
photoAC
今回安心したし、ちょっと面白かったことがあります。
それは、蒲原刑事、風丘先生、マリコさんをはじめとする科捜研メンバーが、誰も土門さんが志津枝さんを殺害したと思っていないことです。
特に科捜研メンバーは、Web会議の画面で、志津枝さんが土門さんを襲うところを見ていましたから、疑ってもいいような気がするのですが。
呂太君は、ナイフに土門さんの指紋しかついていないことを知って、ちょっと動揺してましたけどね。
土門さんを取り巻く状況と、レギュラーメンバーの冷静さのギャップが面白かったです。
・検視・・・いやん❤
これから書くことを読んで、
「アホか!」
とつっこんでいただいても全くかまいません。
検視シーン、なんか色っぽくなかったですかー?
だって、土門さん、この前の列車を受け止めた時と違って、意識あるんですよ?
しかも、検視してる場所にいるの、マリコさんだけなんですよ?
それで、マリコさんが土門さんの体をくまなく見てるんですよ?
・・・すみません、本当にすみません💦ちょっと見てて、恥ずかしくなってきちゃって。
まあ、こういうアホな感想は置いておいて、検視を提案する時に、
「犯人の痕跡が自分の体に残っているはず」
と言っていた土門さん。
マリコさんたち、科捜研との付き合いの長さを感じさせました。
・熱血風丘先生
今回は風丘先生の熱血ぶりが印象的でした。
といっても、風丘先生はいつも、解剖だけしたら終わりというのではなく、事件解決のために積極的に関わってくれてますけどね。
土門さんが監禁されているので、マリコさんがいつもより熱くなって、突っ走らないかを心配して、忠告してくれたり。
それも、マリコさんの回りくどく言うとわからないところを理解して、ストレートに伝えていましたね。
相変わらず人の話を聞かないマリコさんにリモート検死をむちゃぶりされて、戸惑いながらも結局引き受けてくれたり。
今回は所長からもお願いされてましたからね・・・。
また、解剖に立ち合った蒲原刑事に「蒲原ビーム」を出されて、死因とは直接関係なさそうなことを調べたり。
風丘先生、今回もお疲れさまでした。
科捜研メンバーや土門さんたちとのつながり、いつも素敵ですね。
・亜美ちゃん、大活躍!ついでにかわいい
今回はWeb会議や映像の鑑定が多くて、亜美ちゃん大活躍でした。事件解決につながるきっかけをたくさん見つけ出していましたね。
ついでに亜美ちゃん、かわいいです・・・。シニヨンに飾っているチェックの飾り、かわいかったです・・・。
・「俺とお前の関係」
どもマリファンには聞きのがせない、土門さんの発言。
「俺とお前の関係は、監察もわかってる」
「え?どんな関係?え?」と土門さんを問い詰めたいくらいです。
でも、あっさりと
「仕事での相棒」
みたいなことを言われて終わりかしら。
いいんですよ、そこから妄想をしてニヤニヤするのはファンの役目です(笑)。
・志津枝さんがした一番許せないこと
Image by Larisa Koshkina from Pixabay
志津枝さんは、12年前付き合っていた男が投資詐欺グループの幹部で、出資者を集めたイベントで司会をするよう頼まれました。
そこで、このグループの投資詐欺の被害者になった男性と知り合います。
詐欺に加担したことを嫌がっていた志津枝さんは男性と共に警察に行き、詐欺について調べてくれるよう頼みます。
しかし、警察では取り合ってもらえませんでした。
落胆した男性は、投資詐欺グループの首謀者を殺害しようとして、偶然その場に居合わせた土門さんに阻止されます。
殺人未遂の罪で逮捕された男性は、留置場で首をつって自殺しました。
志津枝さんは男性が投資詐欺グループの首謀者を襲った現場にいて、土門さんが男性を止めたところを見ていました。
自分が癌で余命半年の判断がくだされて、志津枝さんは残り少ない命を、過去の罪の償いと男性の無念を晴らすことに使おうと考えます。
それで、男性の娘さんに会いに行きます。
投資詐欺グループの首謀者と土門さん、自分が昔付き合っていた幹部の男に復讐するため、自分を手伝ってほしいと頼みに行ったのです。
男性の娘さんは、科捜研がテストしていたWeb会議のシステムを開発した会社に勤めていました。
娘さんは志津枝さんの気持ちを受け入れて、志津枝さんに協力します。
営業としてシステムの売り込みをするかたわら、投資詐欺グループの首謀者の情報を得ていました。
最後にマリコさんが言っていたように、志津枝さんがしたことのなかで最も許されないのは、男性の娘さんを犯罪に巻き込んだことでしょうね。
過去の罪を償い、男性の無念を晴らしたいという気持ちはわかります。
でも、辛い過去を乗り越えて、復讐に走ることなく、自分の人生を歩んでいた娘さんに罪を犯させることは、やはり許されません。
いつもは土門さんが被疑者に言っていたようなことを、今回はマリコさんが伝えていました。
検視のシーンもそうですが、お互いの立場がいつもと逆転していたようで、興味深かったです。
最終回は盛りだくさんの内容で、 書ききれないことも多いですが、これぐらいにしておきます。
20シリーズの全話を見て感じたのは、思っていた以上にコロナ禍の影響を受けていたんだなということ。
そんな状況で無事9回見ることができたのは、本当によかったです。
スタッフ、キャストの皆さん、お疲れさまでした!来年公開の映画も楽しみにしています!
そして、21シリーズの制作も・・・。