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麗しの風丘先生!でも・・・その5 19シリーズ第16話

 19シリーズ第16話 風丘早月のメッセージ 

これまで風丘先生の個人回の感想を書いてきましたが、今回が最後になります。

 

 あらすじ、撮影裏話 

第16話のあらすじ、撮影裏話、出演者の情報をお伝えします!

 

主なゲスト出演者(敬称略)

合田雅吏、忍成修吾三浦浩一、氏家恵、小松美月ノモガクジ森尾由美 

 

・第16話のあらすじ

解剖医の風丘は、科捜研への差し入れを購入したホテルのエレベーターで、具合の悪そうな男性(三浦浩一)と乗り合わせる。

その男性は若い男(忍成修吾)に拘束されているようだ。

 

男が拳銃を持っていることを目撃した風丘は、男性と共に立てこもり事件の人質になってしまう。

そして、拘束されている部屋に設置されていた防犯カメラを通じて、科捜研のメンバーにメッセージを伝えようとする。

 

東映のHPに掲載されたあらすじはこちら。

風丘早月のメッセージ | 東映[テレビ]

・第16話の撮影裏話はこちら。

妻と愛人の事件簿 | 東映[テレビ]

 

 

感想 

第16話の感想です。

一口感想

風丘先生の珍しい明るい個人回です(笑)。亡くなった人もいませんでしたしね。

風丘先生が人質になってるんだから、解剖もできないし。

 

先生の医師としての矜持はとてもかっこよかったですし、マリコさんとの強い絆も感じられました。

事件の真相も驚くべきものだったし、とても楽しんで見られた回でした。

 

この話の注目ポイント

今回注目したのは、以下のポイントです!

  • 思わせぶりの前回のラスト
  • 思わせぶりの森尾由美さんの登場
  • 風丘先生のヒントを的確に読み解く科捜研のメンバー
  • 風丘先生の医師としての矜持
  • 先生、撃たれる!?
  • 思いがけない事件の真相
  • つぶれてしまった差し入れのマカロン
  • 珍しい土門さんの対応

 

・思わせぶりの前回のラスト

15回の最後で、土門さんとマリコさんが川辺を歩いている時に、偶然に通りかかった風丘先生。

このような形で土門さん、マリコさんと風丘先生が会うことは初めてでした。

それに、急いで去っていった先生の後ろ姿をマリコさんがじっと見つめていたのも思わせぶりでしたねー。

 

19シリーズは、レギュラーメンバーの卒業ネタ(笑)でさんざん煽られてしまいましたし、ここまで来るとまたかと言う感じでもありましたが。

 

・思わせぶりの森尾由美さんの登場

さらに、洛北医大の新任の解剖医役として、森尾由美さんが登場されて、風丘先生に何かあるんじゃないかとまた煽られてしまいましたよね(笑)。

 

先生の息子さんの大樹君と婚約者の菫さんが、先生と食事に行く約束をしていたというエピソードは、先生が結婚を認めてから、3人でうまくやっているんだなという感じがしてよかったです。

 

森尾さんが演じた解剖医の先生はまた登場するんでしょうか?可能性はありますよね。

 

・風丘先生のヒントを的確に読み解く科捜研のメンバー

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ラッキーエースさんによる写真ACからの写真

 

 銃を持っている男の人質になって、休業中のレストランに拘束されてしまった早月先生。

でも、さすが長年科捜研に出入りしているだけあって、ただ捕まっているだけではなくて、事件解決に向けて行動を起こします。

 

犯人に見つからないようにしながら、レストランに備え付けられていた防犯カメラを通して、先生は犯人と人質の人数を伝えようとします。

そのメッセージは、呂太君が画像解析ソフトを使って、しっかりと解読しました。

 

さらに、先生は犯人が持っている銃がモデルガンであることを見破ります。

そして、具合の悪い男性を診断しているように見せかけながら、骨の英語名を使って、マリコさんにそのことを伝えようとします。

このメッセージも、マリコさんがちゃんと理解してくれました。

 

風丘先生の機転を効かせた行動と、科捜研のメンバーのメッセージを的確に読み解く力のおかげで、事件が解決に向かいます。

先生と科捜研メンバーの強い絆も感じられました。

 

・風丘先生の医師としての矜持

先生は糖尿病を患っていて、具合が悪そうな男性の面倒を見るだけでなく、京都府警の狙撃チームに狙われていた犯人の命まで救おうとします。

犯人に狙撃チームに狙われていることを伝え、窓の近くから離れるように助言しました。

 

犯人に自分まで助けようとした理由を聞かれて、日頃亡くなった方だけに向き合っている解剖医だからこそ、命が脅かされようになっている人を見過ごすことはできないと答えていましたね。

先生の医師としての強い誇りを感じました。

 

・先生、撃たれる!?

先ほどもお話ししたように、先生は犯人が持っている銃がモデルガンであることを見破り、科捜研にもそのことを伝えました。

 

その後、犯人とのやりとりの中で、相手を挑発するように、

「銃で撃つことなどできるの?」

と言います。

 

その言葉を聞いた犯人は発砲し、レストランに飾られていた大きな花瓶に弾が当たり、花瓶が下に落ちて壊れてしまいます。

 

銃は本物だったのだと驚く先生。レストランの中の様子を音声だけで知ることができた科捜研のメンバーにも緊張が走ります。

亜美ちゃんは先生が撃たれてしまったと思い、ショックを受けて、マリコさんの指示をすぐに実行することができませんでしたね。手も震えていましたし。

 

マリコさんは、科捜研のメンバーが勝手に臨場していることを咎めに来た藤倉刑事部長に、銃がモデルガンであると根拠のない推測をして行動したことを避難されます。

そして、科捜研のメンバーは現場には行かず、待機しているようにと命じられます。

マリコさんは、風丘先生が伝えてくれた情報が誤っていた可能性があると知って、とても落胆していましたね。

 

・思いがけない事件の真相

 事件の真相は本当に意外なものでした。

風丘先生と具合が悪そうだった男性以外の数人の人質は、犯人とグルだったのです。

 

男性は仮想通貨の会社を経営しており、犯人はその会社の元社員でした。犯人は素行が悪くて解雇され、男性に恨みを抱いていました。

 

他の人質は皆、男性の会社を通じて仮想通貨を取引していた顧客でした。

男性が顧客の仮想通貨を着服した疑いで逮捕され、自分たちの仮想通貨が戻ってこないことに怒り、今回の犯行に参加したのです。

 

人質から解放することを条件に、男性が所有している仮想通貨を犯人の口座に送らせて、その通貨を分配しようとしていました。

 

真相を聞いて、風丘先生は体から力が抜けるほど驚いていましたね。

モデルガンだと思っていた銃の弾が花瓶に当たって壊れたのも、銃を持っていた犯人と人質になっていた女が共謀して起こしたことでした。

実際にはモデルガンで間違いはなかったのです。

 

真相を聞いて、崩れ落ちそうに座り込んでしまった先生のところに、マリコさんが一目散に駆け寄っていく姿がかわいかったです(笑)。

マリコさんが先生に事件解決のヒントをくれたことにお礼を言ったのに対して、先生もマリコさんがいなければ自分は助からなかったと感謝していました。

 

・つぶれてしまった差し入れのマカロン

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風丘先生はマリコさんと共に科捜研に来て、ホテルで買った差し入れのマカロンを皆に差し出します。

でも、先生の奮闘を物語るように、マカロンは全部ぐちゃぐちゃにつぶれていて、科捜研のメンバーも食べるのをためらっています。皆、正直というかなんというか(笑)。

 

その様子を見て

「それなら私が全部食べる!」

と言って、マカロンを口に詰め込みだした先生が面白かったです。

 

・珍しい土門さんの対応

最後のどもマリシーンですが、土門さんがマリコさんに、風丘先生に無茶なお願いはしないほうがいいとたしなめると、マリコさんが

「私がいつ先生に無茶なお願いをした?」

と言い返します。

 

その言葉を聞いて、土門さんはなぜか敬礼をして(笑)、

「はい、してません。失礼します」

と言って去っていきました。なかなか珍しい態度でしたね。面白かったです。

 

これまで見てきたように、風丘先生の個人回ってなぜかつらい話が多いのですが、またこのように明るい感じの個人回が見たいです。

先生は明るいキャラクターだから、魅力が一層強く感じられますよね。