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科捜研の女 感想 13シリーズ第6話

13シリーズ第6話 「白骨を奪い合う女!妻VS愛人、復讐殺人の罠!!殺された男が仕組んだ事故!?」

 

あらすじ、撮影裏話

・第6話のあらすじはこちら。

科捜研の女13 第6話|東映[テレビ]

・第6話の撮影裏話はこちら。 

科捜研の女13 第7話|東映[テレビ]

 

感想

この回の注目ポイントは、

・初々しい亜美ちゃん。木島先輩と仲良し

・すごい!3Dプリンターを使った骨の再生技術

・土門さんのマリコさんへの信頼がたまらん!

・妻と愛人の心理面での戦い

・「お前はそれでいい」

 

です!

 今日からは、以下の記事で(あくまでも私の)リピート作品に挙げた作品の感想も書いていこうと思います。

 

susie0325.hatenablog.com

 

この作品を何回も見ている理由は、なんと言っても「土門さんのマリコさんへの信頼がたまらん!」の項目に書くシーン。

3Dプリンターを使った技術というのもすごく興味深かったし、妻と愛人の心の葛藤もよく描けている作品だと思います。

いしのようこさん、遊井亮子さんが魅力的でした!

 

・初々しい亜美ちゃん。木島先輩と仲良し

亜美ちゃんはこのシリーズの第3話に、ゲストとして初登場。

その回で泰乃さんが卒業し、第4話からレギュラーに加わっています。

 

初めの頃は、「パソコンおたくの変わった女の子」という印象が強かった亜美ちゃん。

この回でも白骨に初めて触れることになり、木島刑事が大丈夫かと心配したのに対して、

「こうなっちゃうと(白骨になっちゃうと)実感がわかないんですよねー」

と平気な顔をしていました。

その言葉に引っかかるというような表情を浮かべた土門さん。

 

マリコさんが、

「白骨になった人も、以前は私達と同じように生きていた人間だということを忘れないで。その最後の声を聞いてあげるのが私達の仕事」

と諭します。そう言われて、亜美ちゃんは

「わかります。なんとなく」

と答えました。

 

そう言っていた亜美ちゃんも、17シリーズの第15話では桃井刑事に防犯カメラで人の上っつらだけを見るなと言われた後、桃井刑事の言っていたことがわかったと言っていましたね。

17シリーズのSPで、土門さんの列車との衝突事故に動揺している呂太君に、科捜研の仕事とはどういうものかを諭していました。

亜美ちゃんもいろんな経験を積んで進化中!なんだと思います。

 

亜美ちゃんの登場当初は、木島先輩とも仲良しで、微笑ましいシーンがいくつかありました。 相馬さんとのコンビも楽しかったし。

 

・すごい!3Dプリンターを使った骨の再生技術

話の最後には、この3Dプリンターを使った骨の再生技術は研究段階であるという表示がありましたが、今はどうなっているんでしょうか。

実際の治療に使えるとしたら、恩恵を受ける患者さんはたくさんいると思うけど・・・。

 

3Dプリンターをちゃんと見たのは初めてだったので、とても興味深かったです。 日野所長が寝ている間に、所長の顔のデータをとって、3Dプリンターで成形していたのが面白かった!

相馬さんのいたずらっ子のような表情も良かったです。

 

・土門さんのマリコさんへの信頼がたまらん!

この回はまさにこれにつきます!何度見てもいやーん(笑)となります。

 

冴島先生が犯人ではないかと疑っていた土門さん。

バイクの事故で重傷を負ったボクサー、蓮見さんの手術をするため、冴島先生がまさに準備を始めようとしていたその時に、土門さんが冴島先生を呼び止めます。

 

そして、木島刑事が冴島先生を問い詰めます。

自分の愛人であったボクサーの菅原さんの遺体を遺棄したことで、蓮見さんを恨んでいるのではないか、蓮見さんの手術で蓮見さんに害を加えようとしているのではないかと。

 

冴島先生は木島刑事の言葉を強く否定し、手術に向かわせてくれるように必死で頼みます。

でも、土門さんは手のひらを冴島先生の方に向けて(ここ、かっこよかった!!)、冴島先生の動きを制止します。

 

その土門さんの様子を見て、冴島先生を擁護し、手術に向かわせてくれるよう頼むマリコさん。

 

そして、ここからですよ!!

土門さんは微動だにせず、マリコさんに 「お前も立ち会うのか?」 と尋ねます。

マリコさんが 「もちろん」 と答えると、腕を下ろし、制止を解く土門さん。

まあ、何という信頼なんでしょう!!たまらん、たまらんぞ!

 

・妻と愛人の心理面での戦い

被害者の菅原さんの奥さんと、愛人の立場だった冴島先生は、直接会った時はそれほど激しくいがみあったわけではありません。

でも、菅原さんの事件が起こるまでは、冴島先生は 「奥さんに出来ないことを、私は彼にしてあげている」 と思っていました。

奥さんも夫と冴島先生の関係には気づきながらも、自分が治療をして夫を助けられるわけではないと耐えていました。

 

夫を愛するあまり、狂気とも言える行動に出た奥さんを見て、罪悪感を覚えた冴島先生は、奥さんをかばって、自分に向けられた容疑を否定しません。

冴島先生の様子を聞かされた奥さんは、最後には自分が犯行に及んだことを認めます。

実際に激しくののしったり、つかみあったりしたわけではありませんが、心の中ではいろんな葛藤がありますよね。その様子がとてもよくわかりました。

私が奥さんの立場だったら、やっぱり 「あなたにはかばわれたくない」 と思うかもしれません。意地が出てくると思います。

 

奥さんを演じた遊井亮子さんの狂気の演技が怖かった・・・。

遊井さんを最初に見たのは、ドラマ「白線流し」でした。その時の役も気性が激しい女の子の役でした。

遊井さんは気性が激しい女性の役を演じられることが多いような気がします。

科捜研の女では、17シリーズのSPにも出演されていますが、あの時の役は気性が激しいというより、悪だくみをする女性(笑)という感じでした。

他の回にも出演されてたような気がしますが・・・。他の回にも出演されてたような気がしますが・・・。あ、そうだ。19シリーズにも出演されてたわ。 

 

・「お前はそれでいい」

最後の屋上シーンで、妻と愛人の心理に触れて、

「まあ、お前にはわからんだろうが」 と言う土門さん。

マリコさんは、

「私にもわかるわよ」

と言いますが、それを聞かなかったかのように、

「お前はそれでいい」

と。マリコさんは、

「何よ。私のことわかってるみたいに」

と反発。その言葉を聞いて、笑顔を浮かべる土門さんと、その表情を見て自分も笑顔になるマリコさん。

クー!!たまらん!以上です(笑)。