15シリーズ新春SP 「マリコvs最強の知能犯!(中略)舞妓の頭上に降る死体・・・完全犯罪を科学が明かす!!」
今日もリピート作品の感想の続きです。
あらすじ、撮影裏話
・新春SPのあらすじはこちら。
東映のHPでは、この話の撮影裏話は紹介されていません。
感想 この回の注目ポイントは、
・ 旧家、梅乃宮家の美人4姉妹
・非日常の設定
・相馬さんと日野所長のかけあい
・非科学的なことは信じないマリコさん
・かわいい亜美ちゃん
・正気を失ってしまった犯人
・「運命の人はすぐそばにいる」
です!
昨日、このSPにも旧家の長女役で出演されていた筒井真理子さんが、芸術選奨の文部科学大臣賞を受賞されることが報道されていました!
おめでとうございます!!ドラマ、映画、舞台と幅広く活躍されているベテランの女優さんです。
いつも素敵だなと思って見ています。また、科捜研の女にも出ていただきたいです!
この話は何だか妙に好きで、それこそ何回も見ています。
ポイントにも書きましたが、非日常の設定と、美人4姉妹が好きなんだと思います。
恐竜回にも似た雰囲気があると思うんですけど。だから、恐竜回、再放送してくださーい!!
・ 旧家、梅乃宮家の美人4姉妹
姉に「お姉さま」と呼びかけるような上流家庭。姉妹も皆おきれいでいいですね!
筒井真理子さんが演じる長女の緑は、いつも着物を着ていて、いかにも旧家の格式を守っている人という感じ。
母親を亡くしてから、母親代わりになって妹達の面倒を見てきました。
富田靖子さんが演じる次女の紅子は、けっこういいかげんなところがあって、居酒屋で声をかけられて、占い師としてネットTVに出演。
自分でも、予言や占いなどの能力は全くないと言っているのに(笑)。
でも、三女に勘が鋭いと言われていたので、本当は能力があるのかも。妹思いの優しいところもあります。
高橋かおりさんが演じる三女の青以は、他の姉妹とは母親が違います。
愛人だった実の母親が亡くなり、本妻のもとに引き取られることになりました。
引き取られてから、偶然不幸な出来事が続いたせいで、近所の子どもたちには「魔女」と言っていじめられるようになります。
義理の母親は優しくて、姉たちも守ってくれたので、そういう意味では恵まれていたと思います。
でも、成長するにつれて、長姉の厳しさについていけなくなり、家を出てホステスとして働きます。
その後、入社した会社が違法な商品を販売していたことが発覚し、自身も逮捕されることに。
さらに、長女の命令によって、梅乃宮家から勘当され、出入り禁止になります。 違法な商品の販売に関わっていたことが、今回の事件のきっかけになるのです。
三倉茉奈さんが演じる末の妹は穏やかで大人しい性格。姉たちにはとても気をつかっているようです。
次女曰く、
「妊娠したら、男に逃げられた」
とのことで、実家の梅乃宮家で娘の凛ちゃんを育てています。
今回の出来事で、特に三女の青以さんに対して不信感を抱いたり、疑ったりと、姉妹の中がぎくしゃくします。
でも、紅子さんはずっと青以さんのことを心配していたし、青以さんも紅子さんのことを信頼していた。
事件の真相を知り、青以さんへの疑いや誤解がなくなり、姉妹の絆が復活するところはとても良かったです。
マリコさんが、姉妹の絆を再確認させる役割を果たしていたのも素敵でした。
・非日常の設定
梅乃宮家の邸宅の外観やインテリア、長女の緑さんの和服姿、執事さんの存在など、非日常の設定がとてもよかったです。
科捜研の女って、こういう設定にもうまくはまってしまうんですよね。だから、恐竜回の再放送・・・!!
・相馬さんと日野所長のかけあい
マリコさんと宇佐見さん、亜美ちゃんが、道路が不通になって戻ってこられなくなります。
そのため、二人で鑑定をこなさなければならなくなった相馬さんと日野所長。その時のかけあいがとても面白かったです!
・非科学的なことは信じないマリコさん
梅乃宮家に滞在しているマリコさん達と、科捜研にいるメンバーと風丘先生がビデオ会議をするのですが、そのシーンも楽しかったですね!
特に、科捜研にいる人達の動きがコミカルでよかったです。日野所長が被害者になって、殺害される状況を再現してたところとか(笑)。
マリコさんが、
「紅子さんは、どうしてあの場所に死体が埋まっていることがわかったのかしら」
と言った時、風丘先生が
「占いでわかったんじゃないの?」
と答えると、マリコさんと宇佐見さんが表情も変えず、特に反応しなかったのが面白かったです。
「はい、非科学的なことは受け付けませんでしたー」
と風丘先生は言っていましたが、マリコさんだけでなく、宇佐見さんもそんな感じでしたね。
ここで一旦区切ります。