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科捜研の女 感想 15シリーズ正月SP その2

15シリーズ正月SP  「国際空港大パニック~消えた殺人逃亡犯!! (中略) 水で爆発する山荘の謎・・・絶体絶命のマリコをハチの大群が救う?」

 

あらすじ、撮影裏話 

・正月SPのあらすじはこちら。

正月スペシャル! | 東映[テレビ]

・正月SPの撮影裏話はこちら。

スペシャリストたち | 東映[テレビ]

 

15シリーズ正月SPの感想の続きです。面白いSPは、やはり感想も長くなってしまいます!

 

 ・爆発に巻き込まれたマリコさん。全然大丈夫じゃない
その後、被疑者の女がいるところがわかり、落合刑事らと共に臨場したマリコさんと相馬さん。
追われていることに気づいた女は、マリコさん達が来る直前にバイクに乗って逃走。
違法薬物製造の拠点としていた小屋に爆発物を仕掛けていきます。

捜査員とマリコさん、相馬さんがそれを知らずに小屋に近づこうとして、爆発に巻き込まれます。
 
その後、現場に駆けつけた宇佐見さんと亜美ちゃんがマリコさんだけを心配して、相馬さんに全然注意を向けなかったのがおかしかったです。
亜美ちゃんは、相馬さんは
「キャラ的に大丈夫だと思って」
みたいなことを言っていましたしね(笑)。
 
救急隊員の手当を受けていたマリコさんは、精密検査を受けるよう勧める宇佐見さんの言葉を聞き入れず、現場検証に向かいます。
マリコさんが宇佐見さんや亜美ちゃんに伝えていた症状を聞くと、全然大丈夫じゃないんですけど。

でも、マリコさんよりも爆発に近い場所にいた落合刑事は、もっとピンピンしてたから、すごいです。
 
・銃を安易に改造する若者に対する相馬さんの怒り
マイペースでユニークなところが目立つ相馬さんですが、珍しく真剣に怒っていたシーンがありました。
銃の改造マニアの若者が、自宅に被疑者として追われている友人をかくまっていました。
若者は、友人が持っていた違法薬物を摂取して幻覚症状に襲われ、友人に向かって発砲しようとします。
そこに、土門さんと蒲原刑事が話を聞きにやって来ます。
 
若者が土門さんに向けて発砲しようとした時に、銃が暴発。友人は逃走し、若者は病院に搬送されます。
 
その病院に銃を回収しに来た相馬さん。改造した銃の脆さを全く理解していない男に対して、真剣に怒っていたのが印象的でした。

ここで相馬さんが指摘した「友人の銃も、もう一度撃ったら必ず暴発する」ということが、後に実際に起こることになります。
 
・蜂さん大活躍。シュールだ・・・
被疑者の女が違法薬物を宅配便で発送したことがわかり、落合刑事をはじめとする組対三課のメンバーは、宅配業者の仕分け倉庫に向かいました。
違法薬物が入っている荷物を探すために、何か手段がないかと科捜研に打診します。
 
麻薬探知犬のカイザー(撮影現場のアイドルだったようです)にも見つけることができなかったと聞いて、宇佐見さんが蜂を使ってはどうかという提案をします。
海外の論文に薬物探知に蜂を使用していることが書かれていたからです。
 
宇佐見さんとマリコさんは、女が作った違法薬物を探知することができる蜂がいるという大学に向かいます。
そして、大学の教授に依頼して、宅配業者の倉庫に蜂を運び込み、荷物の検査をすることに。
ベルトコンベアの上を覆うように、蜂が入るケージのようなものを設置し、ケージの下を荷物が流れていくという仕組みです。

相馬さんが言ったように、まさに
「シュールな光景」
でした。
 
・被疑者との対決シーン
違法薬物を摂取して、その幻覚作用で主婦を改造銃で撃ってしまった男と、違法薬物を作った女。
3D認証で行方を追ってもなかなか見つかりませんでしたが、ようやく行き先がわかって、捜査一課と組対三課、科捜研のメンバーは現場に急行します。
 
男は違法薬物のせいで犯罪に手を染めてしまったと女を恨み、改造銃で女を撃とうとします。
男を落ち着かせて、これ以上罪を重ねるのをなんとか阻止しようとする土門さんとマリコさんに対し、撃つように男を挑発する落合刑事。
落合刑事の言葉を聞いて、自暴自棄になった男は発砲しますが、相馬さんが言った通り、銃が暴発。男は負傷します。
 
男が罪を重ねようが、負傷しようがかまわずに、被疑者を逮捕することだけを目指す落合刑事。
落合刑事のやり方は危ないと思ったシーンでした。
 
・「落合を止めてくれ」
刑事部長室に呼ばれていた落合刑事と土門さん、マリコさん。
藤倉部長は、男が違法薬物を作った女を撃とうとした時、挑発した落合刑事を諌めます。
 
しかし、落合刑事は、
「あなたの命も危なかったかもしれないのに」
と言ったマリコさんに対して、
「それが何?私は犯人が逮捕できれば、それで本望よ」
と言い放ちます。
 
落合刑事の言動を見て、危惧した藤倉部長は、土門さんとマリコさんに落合刑事を止めてくれと頼みます。
藤倉部長は土門さんとマリコさんにも同じような危惧を抱いていました。
でも、だからこそ落合刑事を止められるのは、土門さんとマリコさんしかいないと考えたのです。

藤倉部長は、土門さんとマリコさんについて、まだ危ぶむところはありますが、信頼もしているということが見えたシーンでした。
 
落合刑事は、その後も、
「私は犯人が逮捕できれば、それで本望よ」
という姿勢を貫くことになります。

 

 

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