科捜研の女 感想 7シリーズ第1話
7シリーズ第1話はウイルスによる感染症が一つのテーマになっています。
今はそのような物語について読みたくないと思われる方は、ご覧にならないでください。
7シリーズ第1話(2時間SP) 「京都の祭りに人が死ぬ!!~(中略)~致死率100%の細菌テロ!!~(中略)~山鉾町の連続殺人!!」
この回は2時間スペシャルとして放送されました。土門さんだけではなく、マリコさんも生命の危機に襲われます。
あらすじ、撮影裏話
第1話のあらすじ、撮影裏話、出演者の情報をお伝えします!
主なゲスト出演者(敬称略)
・第1話のあらすじ
抗血清を打たなければ致死率100%の感染症、アルタイラ出血熱の患者が隔離病棟から脱走した。
警察が患者の行方を捜索する中、警察官が一人殺害されているのが発見される。
そばに止まっていた車などから、脱走した患者が殺害に関与した可能性が浮上する。
現場で証拠を採取し、科捜研で鑑定しようとしていたマリコだったが、現場にいたある女性に、それはできないと止められる。
その女性は京都感染症研究所の研究員の曽根崎裕子(とよた真帆)で、アルタイラ出血熱の鑑定はレベル4実験室で実施する必要があると告げる。
脱走した患者は赤井という医師で、曽根崎の元同僚だった。
赤井の妻は、過去の横領事件の際、関与を疑われて土門の取り調べを受けていた。
妻はその事件を苦にして自殺し、男性は土門に恨みを抱くようになった。そして、その恨みを晴らすため、密かに土門を狙っていた・・・。
感想
第1話の感想です。
一口感想
土門さんとマリコさんの絆が深まっているのを実感したSPです。
ウイルスに感染して、アルタイラ出血熱を発症した土門さん。
隔離された病室の中でベッドに横たわっている土門さんと、ガラス越しに会話するマリコさんの言葉が印象的でした。
海外から取り寄せたアルタイラ出血熱の抗血清が土門さんには効かず、ウイルスが変異している可能性があるとわかりました。
抗血清を作ってくれるように曽根崎さんに必死に頼みこむマリコさん。そのかいあって、土門さんは助かります。
こんな危機を乗り越えてしまうのだから、「不死身の男」と言われるのも無理ないですね。
この話の注目ポイント
今回注目したのは、以下のポイントです!
・けなげな美貴ちゃん
・アルタイラ出血熱を発症した土門さんに、マリコさんがかけた言葉
・土門さんへの恨み、そしてテロを実行?
・不死身の土門さん
・独身でB型女のよしみで
・なぜ休みの日に二人で祇園祭に?
・マリコさん、刺される!
・病院でマリコさんの車椅子を押す土門さん
・曽根崎さんの正体・父親と息子のすれ違い
・土門さん、科捜研メンバー、マリコさんの下着の大捜索
・若くて、まだ無謀なところがあった土門さん
アルタイラ出血熱を発症していながら、病院から脱走した赤井が泊まっていたホテルがわかり、土門さんとマリコさんが急行します。
マリコさんは化学テロに対応する専門部隊が到着するまで待つように言いますが、土門さんはその制止を振り切って、赤井がいる室内に入ります。
妻が巻き込まれた事件のことで土門さんを恨んでいた赤井は、わざとアルタイラ出血熱を土門さんに移そうとします。
今は慎重なイメージが強い土門さんですが、この頃はまだ若くて、無謀なところがあったのですね・・・。
・けなげな美貴ちゃん
土門さんがアルタイラ出血熱を発症して、病院に詰めていた美貴ちゃん。土門さんは、
「希望して、やっと手に入れた科捜研の仕事だろう」
と言って、職場に戻るように促します。
土門さんにそう言われてもためらっていた美貴ちゃんですが、科捜研に戻って仕事を続けます。けなげな姿でした。
・アルタイラ出血熱を発症した土門さんに、マリコさんがかけた言葉
Photo by Jez Timms on Unsplash
土門さんが美貴ちゃんに科捜研に戻るように促した時、マリコさんもその場にいました。
他に感染者がいないことを聞いて、安堵する土門さん。
18シリーズの正月SPでも、自分以外に爆発による負傷者がいないことを最初に確認して、安堵していましたね。
マリコさんも土門さんのそういうところをわかっていて、
「土門さんが最初に聞きたかったのはそれでしょ」
と言っていました。
「よかった。これで死ぬのは俺一人ですむ」
と言った土門さんに、マリコさんはきっぱりとした口調で、
「死なせないわ。あなたを死なせたりはしない」
と応じます。
「必ず助けるから」
と言って科捜研に戻ろうとしたマリコさんに、土門さんは
「行け。なぐさめはいらん」
と答えます。その言葉に対して、マリコさんは
「なぐさめじゃない。約束よ」
と言うのです。くー。しびれますー。
長くなりますので、このへんで一旦区切ります。