科捜研の女 20シリーズ第3話感想 世界一辛い殺人
第3話の感想を書く前なんですけど、第4話はなんと土門さんが登場しない!と思われる・・・。ひどーい!!!
今回の20シリーズ、撮影自体は9月に始まっていたそうです。
その頃、ツイッターに科捜研の女の撮影の目撃情報があって、新シリーズを制作しているんだ!と大喜びしたのですが。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあって、撮影順とか、役者さんのスケジュールとか、いろいろ工夫されているんだと思います。
東映のHPによると、次回の第4話が実は最初に撮影された話なのだそうです。
ということで、きっと内藤さんは捜査一課長の撮影がまだ残っていて💧、第4話の撮影に参加できなかったんですよね。
しかたがないので、土門さん不足は過去回の録画を見ることで埋めようと思います。
それでは、気を取り直して第3回の感想を書いていきます。
あらすじ、撮影裏話
第3話のあらすじ、撮影裏話、出演者の情報をお伝えします!
主なゲスト出演者(敬称略)
波岡一喜、鈴木亜美、大浦龍宇一、伊庭剛、国木田かっぱ、英智佳、太田真一郎
・第3話のあらすじ
料理評論家の富永(伊庭剛)が、自宅で殺害されているのが発見された。
富永はその前日に「旨辛コンテスト」で審査員を務めていた。
富永は辛口コメントで知られており、コンテストに参加していた料理人の堺田(波岡一喜)、向山(大浦龍宇一)の料理にも厳しいコメントをしていた。
富永の手の傷からは、世界一辛い唐辛子と言われるキャロライナリーパーが検出された。
富永の酷評を恨んで、堺田か向山が殺害に関与したのではないかと疑われたが・・・。
東映のHPに掲載されたあらすじはこちら。
・第3話の撮影裏話はこちら。
感想
第3話の感想です。
一口感想
土門さん、出番少なっ!!が最初の感想です(笑)。
冒頭でもお話ししたような理由で、撮影に参加できる時間が限られていたんでしょうね。
この回は、とにかく蒲原刑事ががんばってたなという印象。
蒲原刑事はきっと人気が高いので、捜査に臨む表の回以外に、素の表情を見せることが多くなりましたよね。
きっとファンの方は喜ばれているんじゃないでしょうか(笑)
この話の注目ポイント
今回注目したのは、以下のポイントです!
・とにかく蒲原刑事ががんばってる!
先ほども言いましたが、土門さんの出番が少ないのを埋めるためか(笑)、蒲原刑事がとにかくがんばっていました。
いつもはとても真面目な印象を受ける蒲原刑事ですが、コミカルな演技が楽しかったですね。
激辛料理や、風丘先生の差し入れの激辛せんべいを食べている時、顔を真っ赤にして汗をかいて、ぴょこぴょこ飛び跳ねてるし(笑)。
蒲原さんは、「甘いものが好き」とか、「虫が苦手」とか、独特のキャラになっていますよね。
端正な顔立ちで本当にかっこいいだけに、ちょっと崩すところがあるのもいいなと思います。
相変わらずマリコさんには引っ張り回されてるし(笑)。
・マリコさん、激辛料理平気
いらすとや
蒲原刑事と一緒に、旨辛コンテストの参加者、堺田の店に聞き込みに行ったマリコさん。
堺田は「道場」と称して、激辛料理が好きな人たちを「入門生」として受け入れて、辛い料理を振る舞っていました。
激辛料理が好きな人たちでさえ、食べるのに苦戦していた料理を、マリコさんは平気でパクパク。蒲原刑事は全然食べられなかったんですけど。
マリコさんの意外な特徴でした。
この「激辛料理が平気」ということが、最後のどもマリシーンにつながるんですよね。
・呂太君の聞き込み、意外と違和感がない
所長と呂太君が、旨辛コンテストの参加者、向山の店に聞き込みに行きました。
珍しい組み合わせだなと思っていたのですが、所長が外に行くことがそれほど多くないですもんね。
呂太君が直接向山に話を聞いていましたが、もちろんタメ口のまま。
でも、笑顔で聞いていたこともあって、違和感がそれほどなかったです。かわいいなーという感じ(笑)。
その場の雰囲気も和んで、タメ口にかわいい笑顔、けっこういいなと思いました。
・マリコさんのブラウスがかわいい
いつものように科捜研にやってきた風丘先生の一言から、現場にあった籾殻のヒントを得たマリコさん。
白衣を脱いで風丘先生に押し付け、科捜研を出ていきます。
白衣の下に来ていた赤いブラウスがとてもかわいかったんです!マリコさん、おしゃれさんになりましたよねー。ずいぶん前からですが。
沢口さんにとても似合うデザインでした。
それにしても風丘先生、お子さんたちの手が離れたからということで、ベランダでハーブ作り。お仕事が忙しいのに、そのゆとり、素晴らしいです。
・ピーちゃん、かわいい
photoAC
被害者の富永が飼っていたインコのピーちゃんが、事件後行方不明になっていました。
事件当日に富永の家を訪れた堺田が、ピーちゃんを見つけて保護していたことがわかり、マリコさんたちはピーちゃんを鑑定することに。
事件の時に、ピーちゃんに何かが付着していれば、犯人の手がかりになるかもしれないからです。
この回の放送前のツイッターやLINEにも書かれていましたが、マリコさんとインコの組み合わせ、かわいかったです。
東映のHPによると、撮影に参加したインコちゃんは2羽いたようです。疲れたり、撮影できる状態じゃなくなったら大変ですもんね。
沢口さんと同じように、私も子供の頃鳥を飼っていたので、懐かしいなーと思って見ていました。
・意外な犯人
当初、コンテストに参加した料理人の堺田と向山が犯人ではないかと疑われていました。
堺田はコンテストで被害者に酷評され、恨みを抱いているのではないかと思われていました。
また、料理に使うはずだった牛乳が、何者かによって豆乳にすり替えられていて、そのために評価が低くなったという事情もありました。
コンテストの優勝者の女性と一時期つきあっていたという背景もあります。この女性は堺田の恩人でもありました。
堺田はコンテストで優勝したかった女性が、牛乳と豆乳をすり替えたのではないかと考えます。
被害者も牛乳と豆乳のすり替えに気づいていて、堺田にそのことを伝えますが、堺田はすり替えのことを表沙汰にしようとはしません。
女性をかばいたかったんですね。
牛乳と豆乳をすり替えていたのは、もう一人の参加者の向山でした。
コンテストで優勝したくて、堺田さえ実力を発揮できないようにしておけば勝つことができると考えたのです。
もう一人の参加者の女性は主婦で、料理人ではないですから。
でも、向山は確かにすり替えをして、被害者にそのことがバレてはいましたが、殺害はしていない。
これだけいろいろな伏線があったんですけど、犯人は結局コンテストを主催した会社の社員でした。
旨辛コンテストの優勝者の料理は、主催者のコンビニチェーンで大々的に販売されることが決まっていました。
この社員は、「社運をかけた」企画だと言っていました。
しかし、コンテストの不正に気づいた被害者が、すり替えを公表すべきだと主張したことにより、企画がダメになる可能性が出てきたのです。
社運をかけた企画であり、準備もすでに進んでいることから、社員は不正を公表しないことを望んでいました。
しかし、被害者が自らが公表すると言ったため、犯人は被害者を殺害して、口を塞ごうとしました。
伏線の話をさんざんやっていたので、この社員が犯人だったことには驚きました。
・最後のどもマリで丸め込まれた!!
土門さんの出番が本当に少なくて、すねていた私。でも、次回のことを考えると、出るだけマシかもしれませんが・・・。
でも、最後のどもマリシーンで丸め込まれました(笑)。あのシーンを見たら、まあ、いいかって。簡単なファンですね、私。
それにしても土門さん、マリコさんが危険を顧みずに暴走することについて、
「まあ、いいよ」
なんて言っちゃっていいんですか?
マリコさんに、あんなにかわいく
「いけない?」
って言われたら、「いいよ」と言うしかなかったのかもしれませんが(笑)。
まあ、マリコさんが危険に遭遇しても、土門さんが助けに行くっていうことで、
「まあ、いいよ」
なんですかね?きゃっつ❤